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川本梅花 フットボールタクティクス

【フレームの外の景色】第4話:ロンドン五輪世代の現在地

フットボールロングコラム【フレームの外の景色】

なぜ「ロンドン五輪世代の現在地」というタイトルなのか?

Webマガジン「川本梅花 フットボールタクティクス」編集長の渡辺文重は、このサイトで公開する「原稿内容」について、僕によく言うことがある。

「川本さんが、『何を書きたいのか?』を書けばいいんですよ」

つまり僕が、「書きたいと思ったことを書けばいい」ということなのだが、僕の場合、「書きたいこと」や「表現したいこと」や「やりたいこと」が多すぎて、まとめ切れずに時間だけが過ぎてしまったりする。未完成の原稿がたくさんあって、テーマが旬の時期を逃してしまったこともある。そうするとやっかいな問題が生じる。未完成の原稿を完成させても、そのテーマとの隣接性がある出来事がない時は公開できないということである。だから完成した原稿内容と近い出来事が起こった時を見計らって公開することになる。

前述した「書きたいこと」「表現したいこと」「やりたいこと」が多いのは、実際のことであって、僕という人間がもう1人欲しいと思うことはよくある。要するに、サッカーライターである僕とサッカーライターではない僕がいて、同時進行に別々の場所で活動できる。全くばかげた妄想だが、自分で何もかにもやらないと気がすまない、僕の貧乏性のなせるサガなのだろう。

取材した録音を文字に起こして文章化する。取材は対象者に直接会って話を聞いたり、電話取材だったりする。やっつけ仕事はしたくないと考えるので、どうしても時間が掛かってしまう。僕の場合、書くという仕事に当てられる時間は限られているので、いかに円滑に進めていくのが課題となっている。

ところで、このコラムのタイトル「ロンドン五輪世代の現在地」について説明しないとならない。実は、僕が考えたタイトルではない。4月27日発売の『サッカーダイジェスト』(No.1382)の次回号紹介文(p.82)に記されていたものである。なぜ、「サッカーダイジェスト」に書かれたセンテンスを借りてきたのかを言えば、「書きたいこと」「表現したいこと」「やりたいこと」に通じる事柄なのである。

僕が考えた企画案として、いくつか出版されているサッカー雑誌を読んで、その中で興味深いトピックを抜き出して、僕が記事を紹介しながら解説していく企画は成立するかもしれない、という案である。可能かどうかを考えながら、実際に雑誌を読んでいて目に留まった箇所があった。それが、次回号に予定された「ロンドン五輪世代の現在地」の文であったのだ。

(残り 3225文字/全文: 4274文字)

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