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川本梅花 フットボールタクティクス

【警告の代弁】第8回:船谷圭祐と橋本晃司に問いたい。君は本当に今のままでいいのか?

試合分析【警告の代弁】第8回

後半にベンチに下げられた2人

4月22日に明治安田生命J2リーグ第9節、水戸ホーリーホック対アビスパ福岡戦が行われた。まず「4-4-2」のボックス型を採用する水戸のフォーメーションを見てみよう。福岡も「4-4-2」のボックス型なので、完全にマッチアップする状況が生まれる。

この試合で、2人のベテランと呼べる選手が久々に先発出場した。私は、彼ら2人のパフォーマンスに注目して試合の動向を追いかけた。彼ら2人とは、左サイドハーフの船谷圭祐と右センターハーフの橋本晃司である。2人は連続して交代させられる。後半19分に船谷が湯澤洋介とチェンジする。続く24分に橋本晃司が佐藤和弘に代わってベンチに退く。この交代の理由を西ヶ谷隆之監督は、「体力的な問題」であると述べた。

私が抱いた感覚として「よくこの時間まで替えないで我慢したな」というものであった。極端な話、後半頭から湯澤と佐藤が出てきても良かった。しかし、そうした選手交代をしない西ヶ谷監督は、我慢して2人をピッチに置いたのだろう。西ヶ谷監督が船谷と橋本を交代させる決断をさせた場面があった。その場面に類似したシーンが前後に何度もあったので、「そろそろかな」と見ていたら、監督は2人の交代を実行した。その場面とは、以下のようなシーンである。

福岡の右センターバックの實藤友紀がボールを持つ。水戸の左FW前田大然が實藤友紀へプレスに行く。前田のプレスは、真剣にボールを取りに行こうとするプレスなので實藤は左側にいるセンターバックの濱田水輝にボールを預けようとする。しかし、その動きを察した林陵平が濱田にプレッシャーを掛けようと近づく。この時点で、濱田へのパスが危険だと察した實藤に、パスの選択は2つあった。GK兼田亜季重へのバックパスか、あるいは右サイドバック(SB)の亀川諒史になる。實藤が濱田を飛ばして、左SBの下坂晃城にパスを送るという選択もあるのだが、下坂の対面には白井永地がプレッシャーを掛けている。そこで實藤は、誰にパスを出したのか、ということが問題の場面になる。

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