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川本梅花 フットボールタクティクス

なぜサッカーが選ばれたのか?全ての映画は恋愛映画である【フットボールシネマの逆襲】映画「少林サッカー」

映画のプロット

かつて「黄金の右脚」と呼ばれた男がいた。彼は八百長試合に加担した結果、 右脚を負傷して選手生命を絶たれる。やがて彼は、少林拳を世に広めたいと願う若者シン(チャウ シンチー)と出会う。シンの兄弟たちとともにサッカーチームを結成し、全国大会を勝ち進んでいく。この作品は、チャウ シンチーが、監督・主演を務めた奇想天外極まるスポーツアクション映画であり、恋愛映画だと言える。

なぜサッカーが選ばれたのか?

人は誰もが「こんな風に格好良いはずだ」という、自分の理想像を持っている。「少林サッカー」の監督・主演をこなしたチャウ シンチーは、自身の思い描く「こんな風に格好良い自分」を、映画の中でとことんまで突き詰めて表現しようとする。そのため、映画の中で「これはありえないよ!」という現実不可能なサッカーのプレーも連発させる。

映画を見終わった後で、ふと思うだろう。どうして題材がサッカーでなければならないのかと。「少林サッカー」 は厳密に言えば、サッカーをメインテーマにした映画ではない。 映画のテーマは、少林拳という武術をどのように世の中に広めるかにある。サッカーは、その手段にすぎない。団体による球技ならば、ラグビーでもバレーボールでも、ほかに山ほどある。それが、どうしてサッカーでなければならないのか。

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