【インタビュー】#黒川淳史「ゲーム中に思い立ちました」【無料記事】J2第2節 #水戸ホーリーホック 3〇0 #栃木SC #mitohollyhock

2019年03月04日 11時10分　
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黒川淳史「ゲーム中に思い立ちました」

2019明治安田生命J2リーグ第2節
水戸ホーリーホック 3〇0 栃木SC
http://www.mito-hollyhock.net/games/12745/

――今日の試合、右サイドのタッチラインに張ってプレーしていたけど、あれは戦術的な指示があったの？

黒川 いや、そういうわけではないです。

――じゃあ、自分で考えてやったの？

黒川 はい。

――それって、すごいね。黒川選手がタッチラインに張ることで、相手のウイングバック（WB）はくぎづけになって、右サイドハーフ（SH）の茂木駿佑選手がピッチの中に入る。右サイドバック（WB）の岸田翔平選手が上がってきて、ちょうどトライアングルになってボールを回ことができる。あれは何？自分でイメージしたの？

黒川 そうですね。茂木くんも自由に動いていたので、僕のところでどこかにスペースを作れればいいかないと。でも、相手もタイトに来ていたので。最終ラインが5枚。センターバック（CB）が3枚とWBが1枚。そこで、3枚のCBをどうやって広げようかな、と考えてタッチラインに張ることにしました。

――たいしたものだね。僕は、監督からの指示だと思っていました。それはゲーム中に思ったの？それともゲーム前から考えていたの？

黒川 特に考えていないです。ゲーム中に思い立ちました。

――少し話題を変えます。水戸への期限付き移籍期間の延長を決めたキッカケは？西村卓朗強化部長は、長谷部茂利監督から強い要望があり、しつこいくらいに「残ってくれ」と説得したと言っていましたが。

黒川 僕の中で、未来を、将来を見据えた時に、どのチームが一番いいのか。大宮アルディージャに戻るのか、水戸に残るのか。いろいろ考えました。その中で一番自分に足りないものを伸ばせるのが水戸だなと思いました。自分で状況を打開できるプレーを身に付けたい。

――大宮から清水慎太郎選手が来たことも、良かったよね。

黒川 そうですね、一緒にプレーしていたので楽ですよね。

――水戸に留まった理由として、練習場のアツマーレは、理由として大きいのでは？

黒川 それは大きな理由の1つですね。

――今日の試合、攻撃に関してどう捉えている？

黒川 最初に得点チャンスがあって、あそこは決めないといけませんよね。今季はFWというか、トップ下というか、ゴールに近いところでプレーできるので、ああいうチャンスが増えてきている。ですから相手DF陣にとって怖い存在になれればいい。

――FWへのコンバートは、監督からの提案だったの？

黒川 いや、自分からやりたいと言いました。もっとこう、昨季の（伊藤）涼太郎みたいにゴールの近くでプレーしたかった。僕のプレースタイルからしてできる自信はあったので、涼太郎も（大分トリニータへ）抜けて、ポジションが空いたので。

――ところで、髪の毛はどうした？

黒川 なんかタイミングで坊主にしたいなと。ホーム開幕戦にサポーターの方が集まるので、そこでお披露目したいと。

#川本梅花