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川本梅花 フットボールタクティクス

【試合分析】#清水慎太郎 ストライカーの真髄を見せる【無料記事】J2第3節 #水戸ホーリーホック 1〇0 #V・ファーレン長崎 #mitohollyhock

清水慎太郎 ストライカーの真髄を見せる

2019明治安田生命J2リーグ第3節
水戸ホーリーホック 1〇0 V・ファーレン長崎
http://www.mito-hollyhock.net/games/12941/

本記事内でチーム名の表記および内容について誤りがありましたので修正いたしました。(3月11日)

3月9日の土曜日、アウェイで明治安田生命J2リーグ第3節、V・ファーレン長崎戦が行われた。

ホームの長崎は、手倉森誠新監督が指揮を執る。長崎のフォーメーションは「4-4-2」のボックス型。一方の水戸も同じく「4-4-2」のフラット型で臨む。両チームのシステムを組み合わせた図は以下の通り。

清水慎太郎 ストライカーの真髄を見せる

水戸の決勝点となった清水慎太郎のゴールシーンを振り返る。

ペナルティアーク前で奪ったボールが清水に渡ると、左にいた黒川淳史と中央の前寛之、そして右にいる茂木駿佑の3人が一斉に走りだす。

ペナルティアークでのボールロストだったため、長崎の選手たちも前がかりになっていた。最終ラインを守る2人のDFが防波堤になって、黒川と前と茂木の疾走を食い止めようとする。この時点で、長崎にとって2対3の数的不利になっている。ドリブルする清水が、右サイドに入り込もうとした時に、茂木がピッチの中に入るように指示している。そして図で示したように、水戸の選手たちは動き出す。

水戸の前線の3選手は、右側に移動していく。当然、長崎のDFも水戸の選手をケアするために引っ張られて右側(長崎側からすれば左側)に移動する。そうした動きの中で、清水だけが左側に舵を切ってピッチ中央に入っていく。水戸の選手の動きによって、ペナルティマークの場所が空白になる。その場所に侵入する清水。そして、茂木がパスを出しやすいように、清水は大きな面を作ってボールを受け入れる。ハーフバウンドのボールを難なく振り切ってゴールを決める。まさに、ストライカーの真髄と言える一撃だった。

最終的な状態は、上記のようになっている。カウンター攻撃のお手本のような動きだった。ここで、カウンターサッカーの説明をしよう。

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