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【試合分析】#ジェフユナイテッド千葉 対策を考えてみよう【無料記事】#水戸ホーリーホック J2第4節の戦い方 #mitohollyhock

ジェフユナイテッド千葉 対策を考えてみよう

水戸ホーリーホック J2第4節の戦い方

3月17日の日曜日、明治安田生命J2リーグ第4節、水戸ホーリーホックvs.ジェフユナイテッド千葉が行われます。

千葉は、ホームでの2試合の失点が9点。大量の失点を繰り返しています。J2第3節・レノファ山口FC戦は2-5で敗れていますが、堀米勇輝の退場(14分)がなければ、これほどの失点はなかったと思います。水戸にとっては、締めるところをきちんと締めて戦わないと、千葉に浮上のキッカケを与えかねません。

千葉は、元ブラジル代表のクレーべに期待が集まります。堀米が出場停止なのでスタメンは読みにくい状況にありますが、フォーメーションとシステムは変わらないでしょう。

水戸対千葉のフォーメーションをマッチアップさせると、この試合のポイントが浮かび上がります。「4-2-3-1」の千葉と「4-4-2」の水戸。両チームのシステムを組み合わせます。そして、千葉側から見たマッチアップ上のポイントを示します。

千葉がボールを持っている時

1.千葉の両サイドバック(SB)と両サイドハーフ(SH)の前が空いているのでフリーになる。

2.千葉の両センターハーフ(CH)の14番と18番の前が空いているのでフリーになる。

3.千葉の中盤が3人に対して水戸は2人のCHなので、3対2で千葉が数的優位になる。

千葉がボールを持っていない時

1.水戸の両SBと両SHがフリーになる。

2.水戸の2トップは、千葉のセンターバック(CB)とマンツーマンになる。

フリーになる可能性があるポジションに注目すると良いでしょう。

両チームの共通点は、サイドにいる選手がフリーになる可能性があること。マンチェスター・シティのジョゼップ グアルディオラ監督は「ビルドアップの目的は、ウイングが1対1で突破を仕掛ける状況を作り出すことだ」と述べています。水戸の長谷部茂利監督と千葉のフアン エスナイデル監督。どちらの指揮官が、意図している状況を作り出せているか。それはビルドアップの目的が果たされているか否かを見れば分かります。

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