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川本梅花 フットボールタクティクス

【無料公開】オフサイドと判定された76分のゴール【状況分析】明治安田生命J2リーグ第8節 #水戸ホーリーホック 2-2 #ヴァンフォーレ甲府

【警告の代弁】76分のオフサイド判定は誤審ではない

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8月2日(日)からこの記事は、無料記事として公開します。

【目次】
取り消された76分のゴール
ルールブックに記された反則行為に該当するプレー


分析対象試合:2020明治安田生命J2リーグ第8節 水戸ホーリーホック 2-2 ヴァンフォーレ甲府

取り消された76分のゴール

76分の出来事だった。CKの後、前線に残っていたンドカ ボニフェイスがヘディングでゴールネットを揺らす。誰もが同点ゴールだと確信した瞬間、副審が旗を上げる。主審にオフサイドを知らせるためだ。

この時、ある場面を思い出した。MFがシュートを打ってボールがゴールに突き刺さったものの、ゴールを取り消された試合のことだ。オフサイドポジションにいた味方FWがGKの前に立っていたため、GKの進路を妨害したと判定された。

76分の場面を振り返ってみよう。左サイドで山口一真がターンして縦にドリブルを始め、ゴールライン近くからクロスを上げる。ゴール前に中山仁斗とンドカの2人が同時に飛び込み、ンドカがヘディングでゴールネットを揺らす。しかし、副審は自信を持って、真上に旗を掲げた。

ルールブックに記された反則行為に該当するプレー

76分の場面は、筆者が例に挙げたシーンと基本的に似ている。山口がクロスを上げた時に、オフサイドポジションにいた中山仁が、甲府DFにかぶさり、彼の進行を遮っているので、ンドカのゴールが取り消されたと考えるべきではないか。ルールブックには、このように記されている。

オフサイドポジションから移動した、あるいは、オフサイドポジションに立っていた競技者が相手競技者の進路上にいて相手競技者がボールに向かう動きを妨げた場合、それにより相手競技者がボールをプレーできるか、あるいは、チャレンジできるかどうかに影響を与えていれば、オフサイドの反則となる。その競技者が相手競技者の進路上にいて(相手競技者をブロックするなど)相手競技者の進行を妨げていた場合、その反則は第12条に基づいて罰せられなければならない。

サッカー競技規則2020/21第11条オフサイド p.100より(pdf形式)

ンドカがオフサイドポジションにいたかは問題ではなく、オフサイドポジションにいた中山仁が甲府DFの進路を妨害したことから、ンドカのゴールが取り消された。このシーンの映像を見れば、中山仁が結果的に、甲府DFの行手を潰したことになっている。中山仁にすれば、山口のクロスにヘディングで合わせに行っただけだろう。しかし、そうした意図とは別の結果が起こってしまったのだ。水戸にとっては、残念な判定になってしまったが、副審の正しい判断だったと筆者は捉える。

川本梅花

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