川本梅花 フットボールタクティクス

【プレビュー】フォーメーションの組み合わせから見えてくるポイントとは?【会員限定】J3第18節 #カマタマーレ讃岐 対 #ヴァンラーレ八戸

フォーメーションの組み合わせから見えてくるポイント

明治安田生命J3リーグ第18節、カマタマーレ讃岐対ヴァンラーレ八戸戦が、9月12日15時からPikaraスタジアムで行われます。八戸は前節のテゲバジャーロ宮崎戦を0-1で落としました。6勝5分5敗で8位のままです。一方のカマタマーレ讃岐も、藤枝MYFCに0-5で敗れて3勝9分4敗の13位です。 両チームとも2連敗中なので、ここで勝利が求められます。

フォーメーションの組み合わせから見えるポイント

ホームの讃岐のフォーメーションは「3-5-2」の3バックシステムの2トップです。八戸は、「3-6-1」の3バックシステムの1トップになります。両チームのフォーメーションを組み合わせ図が以下です。

讃岐は、前節の藤枝MYFC戦で0-5の大敗に終わりました。その試合の藤枝のフォーメーションは、八戸と同じ「3-6-1」でした。讃岐のシュート数7本に対して、藤枝は27本をシュートを打っています。システム上は讃岐のスイーパー(SW)と八戸のセンターフォワード(CF)が1対1になる以外は、讃岐のフォワード(FW)と八戸のSWが2対1、讃岐のセンターハーフ(CH)と八戸のCHが1対2になります。他のポジションは、フリーでボールを持てる可能性があります。

そこでポイントとなるのが、ウイングバック(WB)のポジションです。WBの前が相手いるので、攻撃の際にどちらのWBが相手陣地深くまで侵入できるのかにあります。つまり、高い位置をWBが取って相手を「ピン留め」できtるかどうかにかかっています。

また、ここまでのセットプレーの失点が9点と多い讃岐に対して、八戸はセットプレーから6得点を奪っています。セットプレーは八戸とって大きな得点源になっています。この試合においても、セットプレーには注目すべきでしょう。

選手個人を見ても、前澤甲気のここまでの試合出場時間は、1435分でチームで最もピッチに立っている選手です。前澤は、パスの出し手と受け手として、チームで一番の成績を持っています。シュートも上手いので、サイドではなくゴールに近いポジションのセカンドトップで使ってほしいところです。

両チームとも厳しい戦いになります。八戸は、消極的にならないで積極的なプレー選択をして勝利を掴んでほしいです。

川本梅花

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