【サッカー人気5位】【J1騒乱】[熱論]優勝カウントダウン…

川本梅花 フットボールタクティクス

【無料記事】初のリモート会議。本サイトの今後の展開について打ち合わせをしました。

【コラム】初のリモート会議。本サイトの今後の展開について打ち合わせをしました。

テキストの衰退とYouTubeの隆盛

自分のことは自分には分からない。自分が思う自分は、他者が語る自分とは差異がある。つまり、自分のことは自分では語りえないし、他者が語る自分が自分の本質なのかもしれない。初のリモート会議を行ってもらって、そんなことを私は考えた。

まず、会議で話題に挙がったのは、現代人のテキスト(=書かれた文章)読解力の衰えについてである。情報発信の手段としてYouTubeがその役割の主流になっている。例えば、3000字で書かれた文章を冒頭から最後まで読む人であっても、内容を網羅して理解するよりも、ポイントをピックアップする思考回路が優先される。紙に印刷された文章を読むよりも、SNSへ投稿された文章に触れ続ける機会が多い現代人の、新しい思考回路なのだろう。

人間の読解力の衰退なのか、それとも情報搾取の新しい思考回路からの発展なのか。衰退か発展かは意見の分かれるところだ。いずれにせよ、テキストの静的世界から映像と音声の動的世界への移行なのだろう。そこで、私は、時代に逆行するかもしれないが、今後もテキストにこだわりたい。とことんまで、テキストにこだわって、テキストに縛られて生きていきたい。

3年前に、ある人から「梅花さんもYouTubeやってサッカーの試合分析をやればいいのに」と助言されたことがあった。きちんとした15分間の映像を作るのに、4時間の編集時間が必要だと知らされて、それに掛けられる時間がないことと、私の快楽はテキストにあると信じているので、YouTubeには手を出さなかった。

Webマガジン「タグマ!」で本サイトを運営させてもらっているのも、ここはテキストがメインストリームだからである。私はテキストで勝負したいのだ。テキストで自分の意見を多くの人に読んでもらいたい。そこで、難問が提出される。多くの人に読んでもらうために一番効果的なのが、記事を「無料」で発信することである。無料記事ならば、誰でも読むことができる。しかし、本サイトは有料コンテンツなので、全てを無料で発信することはできない。もし無料で発信し続ければ、書き手である私のモチベーションを保ち続ける自信がない。それでなくとも、更新にムラがある私には無理な話だ。

「じゃあ、どうしたら多くの人に読んでもらえるのか」。今回のリモート会議のテーマはその1点に尽きるのである。

まず、私は、本サイトを購読契約してくれている読者に「ありがとうございます」と感謝を伝えたい。私は、自分の気になったテーマしか追いかけないで、なおかつ予告した記事がなかなか完結できないままになっていることをお詫びする。また、今回のリモート会議を行ってくれたタグマ!の運営者であるMさんと本サイトの渡辺文重編集長にも感謝を伝えたい。会議は1時間30分に及んで、彼らは親身になって貴重な意見を話してくれた。

そういえば、子供の頃から私は、「人に恵まれえている」と言われてきた。自分が何かを恵んでもらったら、次は、自分が恵みを返さないとならない。自分にできることは何かと言えば、誠実にテキストに向き合って事象を文章化することだ。会員になってくれた読者に「会員になってよかった」と思ってもらえるテキストを書くことなのである。また、「アドバイスしてよかった」と思ってもらえるテキストを提示することなのだ。それが書き手である私にできる誠実な手段である。

本サイトの具体的ないくつかの改善策

いくつかの改善策において、私も「改善したい」と考えていたことが提示された。それは、コンテンツが多いのではないか、という内容である。さらに、細かくコラムタイトルをつけているのだが、それは必要ないかもしれない、との提案だった。例えば、コラムのコーナーの中にタイトルでいくつか内容区分されているのだが、そうした区分も必要がなく、「コラム」で総括できるとの意見である。私も同様に、もっと簡略化した方がいいと考えていたので、近々変更したい。変更する際は、Twitterで告知しようと考えている。

また「無料記事」についての提案があった。例えば次の記事が多くの読者に読まれたコラムである。

【無料記事】U-24日本代表についての雑感(3)スペイン代表戦で、なぜ上田綺世はプレスに行かなかったのか?【コラム】

日本代表の試合分析や代表のトピック記事などを「無料記事」にする案である。さらに「1日1回読むだけで身につくサッカーの見方の基礎知識」は、「戦術コラム」と「賢者の談話」の2つあるのだが、いずれも「無料記事」にする。これらの案も検討に値するので、方向性が決まったら告知する。

次に、コンテンツの中の「クラブ情報」におけるヴァンラーレ八戸とラインメール青森は、当初、無料記事で発信していたのだが、いつの間にか「会員限定」の有料記事になっている。いったん記事を整理して、全て「有料記事」にして、単独のコンテンツとして独立性を持たせる。そうすることで、試合の「プレビュー」「レビュー」が分かりやすくなる、との提案だった。例えば、八戸や青森のクラブについては、私が青森県出身者なので生まれた県のクラブを取り上げているのであって、クラブ専属のライターではない。だから、特定のクラブに特化するコンテンツを作ると、取材の守備範囲を限定される恐れがある。もしそうであっても、八戸や青森のクラブを発信して応援したい気持ちはうせない。だから、自分のモチベーション維持のために、八戸と青森の記事は「有料コンテンツ」にすることにした。

試合分析の対象クラブを広げて、オフィシャルライターとは違う視点でのコラム執筆を提案された。これは、私が取り上げなくても書くライターがいるので、それを必要に感じなかった。でも、視点が事物の境界線を切り開くのであれば、私が書く意味もあるのかと考えている。これも何か決まったら知らせます。

「購読のご案内」という枠があって、そこではサイトの具体的内容が記されている。そこに、1週間分の記事をリンクするなど、今後1週間記事の予定を記すのも1つのやり方である、と提案された。

以上のようなリモート会議の内容であった。改善するなら、思い切った大胆な改善でなければ意味がない。私にとっては、いままでやったことのないことをやるチャンスだと思っている。見る前に飛んでみようか。

川本梅花

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ