【インタビュー】高校教員からアナリストに…山本兼史がラインメール青森FCで経験したこと【会員限定】
目次
■教員をやりながらアナリストへの道を探る
■ラインメール青森FCでアナリストに
■経験を活かし、次へとステップ
山本 兼史(@knjymt)の指導歴
奈良県出身、日本サッカー協会公認C級指導者ライセンス。
2015年~2017年 GRANDE FOOTBALL CLUB U-15コーチ
2019年~2020年 金沢高等学校サッカー部 コーチ
2020年~2021年7月 金沢高等学校サッカー部 ヘッドコーチ
2021年7月~12月 ラインメール青森FCトップチームアナリスト兼アシスタントコーチ
■教員をやりながらアナリストへの道を探る
――アナリストになろうとしたキッカケは?
山本 Jリーグには、もともとも憧れがありました。でも選手としてプロにはなれませんでした。いつか、なんらかの形で関わりたいと考えていましたが、大学を卒業して高校の教員になりました。そこでいったんは諦めたんですが、教員を2年くらいやった後、やっぱりサッカーに関わる仕事をしたい、Jリーグに関わる仕事がしたと思うようになります。その時、いろいろ調べていく中で、分析は、プロ選手のキャリアがない人でも職に就いていることを知りました。そういう入り口を知り、僕でもやれるんじゃないかと考えるようになりました。
――ラインメール青森でアナリストをした経緯は?
山本 ラインメールの試合分析担当は、トップチームのコーチがやっていたようですが、前監督の安達 亮さんは「専属で分析担当者を置きたい」と考えていたようです。それで僕に話がありました。僕は2020年まで横浜F・マリノスでアナリストをやっていた杉崎 健さん(@suzakken)が主催しているアナリスト養成機関CiPに在籍していました。そこでアナリストの基礎を仕込んでもらった。安達さんがヴィッセル神戸(2012年11月~2014年)の監督だった時、杉崎さんがアナリストを同チームでやっていて、その縁から僕に話がきました。何人か候補者がいたようです。話が来た時、絶対に採用されたいと思いました。そこでラインメールの試合をいくつか見て「チームとしてこういうことをやりたいんだろう」というコンセプトを読み込みました。それを映像にまとめて資料を作り、安達さんに送ったんです。安達さんがそれを見て「これくらいできれば大丈夫だね」と言って決まったと言われました。
――杉崎さんのところでは、どんな風に勉強したの?
(残り 2177文字/全文: 3163文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
外部サービスアカウントでログイン
Facebookなどのアプリ内ブラウザでは、外部サービスアカウントによるタグマ!へのログインができません。Safari や Chromeで開き直した上でログインしてください。
既にタグマ!アカウントをお持ちの場合、「タグマ!アカウントでログイン」からログインをお願いします。
(Facebook、Twitterアカウントで会員登録された方は「Facebookでログインする」「Twitterでログインする」をご利用ください)