スズキカップ出場選手中でディオン・クールズは市場価値2位
スズキカップ2020に出場中のマレーシア代表は最終節となる12月19日にグループステージ突破をかけてインドネシア代表と対戦します。前節のベトナム戦でアイディル・ザフアン、シャールル・サアド(いずれもJDT)の両センターバックがハムストリングを痛め、インドネシア戦の出場が絶望となっている中、デンマーク1部FCミッティランでプレーするDFディオン・クールズがついにチームに合流したようです。本来はライトバックのクールズ選手ですが、ドミニク・タンとともにインドネシア戦ではセンターバックに入ることが予想されており、その体躯を生かしてインドネシアのフォワード陣を抑え、マレーシアの勝利に貢献して欲しいところです。
ところでマレーシア語紙ブリタハリアンは、スズキカップ2020に出場中の各国代表選手の市場価値を比較する特集記事を掲載していますが、その中でこのディオン・クールズが全体で第2位となっているようです。
サッカー選手関連のデータベース「トランスファーマルクト」に掲載されている各選手の市場価値を使って比較したこの記事では、スズキカップ2020出場選手中、最も市場価値が高いのがタイ代表のMFチャナティップ・ソングラシン(J リーグ札幌)でその市場価値は763万リンギ(およそ2億500万円)、それに続く第2位がマレーシア代表のDFディオン・クールズで715万リンギ(およそ1億9200万円)、3位がつい昨日Jリーグ横浜FMからブリーラム・ユナイテッドへの移籍を発表したDFティーラトン・ブンマタンで429万リンギ(およそ1億1500万円)と報じています。
この記事では上位8位までの選手18名を取り上げていますが、その内の上位5位(7名)中5名がタイ代表の選手で、全18名で見ても10名がタイ代表の選手です。なお、東南アジアでFIFAランクNo. 1のベトナムの選手は1人も含まれていません。
また他国の代表選手ではフランス2部リーグでプレーするラオス代表のFWビリー・ケトケオポムポン(USLダンケルク)が230万リンギ(およそ6190万円)で5位、インドネシア代表DFアスナウィ・マンクアラム (韓国2部安山グリナースFC)、フィリピン代表FWビエンベ・マラニョン(フィリピン1部ユナイテッドシティFC)がいずれも160万リンギ(およそ4300万円)となっています。
この他、マレーシア代表からはFWサファウイ・ラシド(JDT)とMFバドロル・バクティアル(サバFC)がいずれも150万リンギ(およそ4040万円)で8位となっています。
スズキカップ2020に出場する各国代表選手の市場価値ランキング(ブリタハリアン調べ)
- チャナティップ・ソングラシン(タイ)763万リンギ(およそ2億500万円)
- ディオン・クールズ(マレーシア)715万リンギ(およそ1億9200万円)
- ティーラトン・ブンマタン(タイ)429万リンギ(およそ1億1500万円)
- ティティパン・プアンチャン(タイ)286万リンギ(およそ7700万円)
ティーラシン・デーンダー(タイ) - スパチョク・サラチャット(タイ)230万リンギ(およそ6190万円)
ビリー・ケトケオポムポン(ラオス) - サーラット・ユーイェン (タイ)190万リンギ(およそ5110万円)
- アディサク・クライソーン(タイ)160万リンギ(およそ4300万円)
ピティワ・スクジッタムマクー(タイ)
フィリップ・ローラー(タイ)
シワコーン・ティアトラクーン(タイ)
アスナウィ・マンクアラム(インドネシア)
ビエンベ・マラニョン(フィリピン) - サファウィ・ラシド(マレーシア)150万リンギ(およそ4040万円)
バドロル・バクティアル(マレーシア)
エズラ・ワリアン(インドネシア)
エヴァン・ディマス(インドネシア)