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Mリーグ1部と2部の今季開幕カード発表
Mリーグ3部は外国籍選手および指導者の登録を認めない-リーグチェアマン

Mリーグの今季開幕カード発表

Mリーグを運営するMFLは今季2022年シーズンの1部スーパーリーグ6試合と2部プレミアリーグ5試合の開幕カードを発表しています。試合開始時間については、東マレーシア(サバ州とサラワク州)のクラブは午後7時30分または午後8時15分、マレー半島のクラブは8時15分または9時のいずれかを選ぶことをMFLが認めていることから、まだ発表されていません。

スーパーリーグ9連覇を目指すジョホール・ダルル・タジムJDTは昨季3位のペナンと対戦し、昨季プレミアリーグで優勝と準優勝して今季1部昇格を果たしたヌグリスンビランとサラワク・ユナイテッドは、昨季7位ながらシーズンオフに代表選手4名を獲得するなど積極的な補強を行なったサバ、昨季2位のクダとそれぞれ対戦します。またマレーシアカップで32年振りの優勝を果たしたKLシティはスランゴールとのクランバリーダービーも注目の開幕カードです。

プレミアリーグに目を向けると、昨季スーパーリーグ11位で降格したペラは本山雅志選手や深井脩平選手を擁するクランタン・ユナイテッドと、スーパーリーグ最下位だったUITM FCはトレンガヌFCのセカンドチーム、トレンガヌFCと対戦します。なおプレミアリーグはペラが降格したことで、MFLの規定によりトップチームとセカンドチームが同一リーグには同居できないことから、昨季はプレミアリーグに在籍したペラのセカンドチーム、ペラIIがリーグから外れています。

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今季の全日程に関しては既にMFL内部では決定しているようで公式サイトやFacebookなどで発表しているクラブもありますが、そんな中、スポーツ専門サイトのスタジアムアストロが取り上げているのがやや「いびつ」なスランゴールの日程です。スランゴールはスーパーリーグ第20節から第22節までの最後の3試合が全てアウェイとなっており、この日程はスランゴールに不利に働くようにMFLが意図的に組んだものではないか、という疑惑が生じています。事の発端はスランゴールのミヒャエル・ファイヒテンバイナー監督がこの日程について自身の30年に及ぶサッカー歴で初めてと発言した事でしたが、これについてMFLのスチュアート・ラマリンガムCEOは、マレーシアには多くの祝日があり、これがマレーシア式の日程であると述べて真っ向から否定しています。

M3リーグは外国籍選手の登録を認めない-リーグチェアマン

2年振りの開催となるMリーグ3部に当たるセミプロリーグのM3リーグは2月11日に開幕しますが、これに先駆けてグループ分け抽選が行われたことを、M3リーグを運営するアマチュアフットボールリーグAFLの公式Facebookで伝えられています。今季は20クラブが参加するM3リーグはこの20クラブをA、Bの2つのグループに分けてホームアンドアウェイ形式でリーグ戦を行い、各グループの上位4クラブがノックアウトステージとなる準々決勝に進出し、そこから準決勝、そして9月3日に予定されている決勝と進み優勝チームはMリーグ2部のプレミアリーグに自動昇格、準優勝チームはプレミアリーグ最下位チームとの入れ替え戦に望むのが通例ですが、現在のプレミアリーグは10クラブしかなく、今季のM3リーグは決勝に進出する2クラブがそのままプレミアリーグ昇格となる可能性が濃厚です。また今季のM3リーグ優勝チームには10万リンギ(およそ270万円)、準優勝チームには5万リンギ(140万円)が賞金として授与されるということです。

今季のグループ分けはオンラインで開催されましたが、その際の記者会見ではモハマド・ユソフ・マハディAFLチェアマンが、コーチライセンスの「名義貸し、名義借り」について言及したとマレーシアの通信社ブルナマが報じています。モハマド・ユソフ チェアマンは、資格を持たない外国籍指導者に指揮を取らせるためにプロコーチライセンスを持つマレーシア人指導者を隠れ蓑として雇っているクラブがあれば厳罰に処すと話していますが、これについては以前にもこのブログで取り上げた通り、複数のM3クラブでのこの「名義貸し」や「名義借り」が行われていると噂されています。なおモハマド・ユソフ チェアマンは、今季のM3リーグでは外国籍選手および外国籍指導者の登録を認めないことを強調しています。
(以下は今季M3リーグでプレーする20クラブとそのグループ分け-kumpulanはグループの意味)

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