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クランタンFC前所属選手が未払い給料支払いを求めるも、クランタンFCオーナーは未払いはクランタン州サッカー協会の責任と主張

前クランタンFC所属選手が未払い給料支払いを求める

2019年にクランタンFCに所属していたファウジ・ロスランが、未だ未払いとなっている給料の支払いを求めているとスポーツ専門サイトのスタジアムアストロが報じています。

未払いとなっている6万3600リンギ(およそ180万円)の即時支払いを求めているファウジ氏は、昨年2021年10月30日までに支払われることを条件に、受け取る金額を5万5000リンギ(およそ156万円)に減額することに応じたものの、それ以降は何の連絡も受け取っていないとブリタハリアンの取材で話しています。

2021年10月15日付けの手紙を受け取ったのが最後だと話すファウジ氏は、2019年に在籍したクランタンFC(当時はクランタンFA)での7ヶ月分の給料に当たる金額の減額に応じたにもかかわらず、現在も支払いが行われていないと述べています。

クランタンFCオーナーは未払いはクランタン州サッカー協会の責任と主張

上の報道に対して、クランタンFCのノリザム・トゥキマンオーナーは、クランタンFCが給料未払いだった選手への支払いは全額支払ったと主張し、未払い給料は残っていないと、スタジアムアストロの取材に対して述べています。

2020年9月にかつて当時のクランタンFAを運営していたクランタン州サッカー協会に、当時の報道で680万リンギ(およそ1億9300万円)を支払い、クラブの全株式を取得してオーナーとなったノリザム オーナーは、昨年2021年にマレーシアサッカー協会、クランタン州サッカー協会との3者で行った会談の席上で、クランタンFAの未払い給料を完済したことが確認されていると述べています。

「2020年9月のクラブ株式取得の際に明らかになっていた未払い給料は全て支払っており、それ以外の未払い給料自分の責任ではなく、クランタン州サッカー協会が責任を負うべきものである。このことはFAMも承知済みであり、これ以上の未払い給料を支払うつもりはない。」と自身のFacebookに投稿したノリザムオーナーは、これ以上未払い給料の話題を持ち出さないようにメディアに求めています。

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