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ACL-JDTは2戦2勝で1300万円とそれより貴重なAFCクラブポイント獲得

AFCチャンピオンズリーグACLのグループステージI組に出場中のJDTは、初戦の広州FC戦、そしてまさかの蔚山現代戦と2連勝し、I組トップとなっていますが、マレーシア語紙のウトゥサンマレーシアはこの2勝によって、JDTは既に10万米ドル(およそ1300万円)を獲得したと報じています。

ACLのグループステージでは、勝利チームには5万米ドル、引き分けの場合には両チームに1万米ドルが賞金として与えられますが、蔚山戦の80分にベルグソン・ダ・シルヴァが決めた決勝ゴールは4万米ドル(およそ520万円)の価値があったということです。

また、広州FC戦と蔚山戦の勝利はAFCクラブコンペティションランキングで合計6ポイントも獲得しており、ウトゥサンマレーシアの記事によると、この2勝でJDTのランキングが21位から15位まで上昇したということです。これにより、マレーシアのランキングはAFC東地区では25.351ポイントで7位のままではあるものの、6位のタイ(28.596ポイント)、5位のベトナム(31.144)に近づきつつあり、2024年のAFC大会ではより多くのマレーシアクラブが大会に参加できる可能性が高まっているとしています。

また各国のクラブが獲得したクラブポイントでは、マレーシアは2019年から14.45ポイント獲得していますが、その内訳は2019年のACLプレーオフに出場し蔚山現代に敗れて0.15ポイント、さらにボーナスポイントとして0.3ポイントの計0.45ポイントを獲得した以外の14ポイントはJDTが全て獲得しているということです。(14ポイントの内訳は、2019年と2021年のACLでそれぞれ1勝1分で4ポイントずつ、また現在開催中の2022年ACLでここまで2勝で6ポイント)今季のAFCにはKLシティとクダが出場し、来季も2チームの出場枠がありますが、これもJDTがポイントを積み上げたことによるものです。

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