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体調不良で休養中の「トレンガヌのメッシ」は練習復帰へ

公称156cmの身長から「トレンガヌのメッシ」の愛称を持つファイズ・ナシルは、嘔吐と頭痛に苦しみリーグ戦を欠場していましたが、マレーシア語紙ブリタ・ハリアンは、ファイズ選手の健康状態は回復しつつあり、練習への復帰は近いと報じています。

トレンガヌのナフジ・ザイン監督は、ファイズ選手の容態は安定していると話し、すでに退院して自宅で療養していることを明らかにしています。「幸いなことにファイズ選手の健康状態は回復しているが、練習に参加する前には再度、検査を受ける必要がある。そこで問題がなければ、練習には復帰できるが、実戦に参加する前にはしばらく様子を見たい。」と話すナフジ監督は、主力選手でもあるファイズ選手の復帰はチームにとって不可欠でもあり、速やかな復帰を期待しているとも話しています。

ファイズ選手は4月16日に呼吸困難を訴えて、緊急入院しており、当初は心臓病が疑われていました。しかし、精密検査の結果、心臓に問題はなく、疲労が原因と頭痛と呼吸困難と診断されていました。

ファイズ選手が所属するトレンガヌは、9名が来月行われる東南アジア競技大会通称シーゲームズ出場のU23代表候補に選ばれており、MFLは「チームの負担を減らすために」5月の予定されていたトレンガヌの試合をすべて6月以降に延期しています。これにより5月はスーパーリーグの試合が1試合も組まれておらず、ファイズ選手が元気になっても、試合出場は6月以降になるということです。

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