フットボールカンボジア

本田カンボジア、4万5千人を超える観客動員を記録。

9月5日行われたW杯二次予選カンボジア対香港。本田カンボジアは4万5千人以上の観客動員を記録、同日行われたW杯アジア二次予選の中で上位2番目の動員記録だった。

本田GM就任以降、チームは事あるごとにサポーターの持つチカラの重要性を説明してきた。例えば、フェリックス監督は試合前会見では記者の質問終了後に、必ず自ら記者に対して「チームはサポーターの力強い支援を求めている」と語りかけていた。また試合終了後の会見時にもサポーターへの感謝の言葉を忘れた事は無かった。カンボジア代表はカンボジアを代表し、常に国民と共にある。その事を示し続けてきた。

そんなチームの呼びかけにカンボジア国民はいま、再び動かされているのかもしれない。前回のロシアW杯二次予選終了以降、空席が目立つなど下火になっていた代表人気だったが、ここにきて完全に復活したように感じる。久しぶりに聞く鈴なりの大歓声はカンボジア代表を終始支え続けていた。

試合後、満足な結果を残すことはできなかったが、選手達はいつも通りスタジアムを一周し声を枯らし応援し続けたサポーター達を讃えた。そして、セルフィーを求めるサポーターの元に歩み寄る選手達。サポーターの支えがどれほどチームのチカラになっているのか。セルフィーに収まる彼らの表情がそれを物語っていた。

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