フットボールカンボジア

カンボジアサッカー備忘録。本田カンボジア、コウ・ソクンピア「マサ!俺8番じゃないか!」

カンボジアのプロサッカーに触れてから、幸運にも様々な機会をいただき、様々な場面を見ることができている。そんな過去の場面を思い返しながら、備忘録も兼ねて書いていきたい。

近年のカンボジアサッカーにおいて、代表の10番といえば誰か。私を含めて、ほぼ全てのサポーターの答えはコウ・ソクンピアで一致しているはずだ。10代から20代半ばまではカンボジアを代表するストライカーとして、20代後半から33歳となった現在までは中盤の要として躍動するソクンピア。彼ほど代表の10番にふさわしい選手はいないと私は思う。そんな彼が代表で8番をまとった試合があった。2018年9月10日、本田圭佑氏がカンボジア代表のGMに就任し、実質的な監督として迎えた初戦カンボジア対マレーシア。スタジアムに現れたソクンピアは私に「おい!マサ、俺8番じゃないか!」と言って苦笑いを浮かべた。

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