フットボールカンボジア

メットフォンカンボジアリーグ第24節が迫る。スバイリエンFCと小林大介リーグ制覇なるか。

代表召集のために中断されていたメットフォンカンボジアリーグが今週末から再開される。第24節となる今節の注目は何と言っても勝てば優勝決定となるスバイリエンFCとナショナルディフェンスFCの対戦だ。

 

首位のスバイリエンFCと2位のヴィサカFCの勝ち点差は残り3節を残して8ポイント。今節でスバイリエンがナショナルディフェンスFCから勝利を収めればたとえヴィサカFCが勝利を納めても逆転不可能となり優勝が決まる。

2位のヴィサカFCは20日15時30分からAEUFCと戦う。これまでの成績と戦力差から見てもヴィサカFCが勝利を収めることは硬いと予想される。その結果を待って同日18時からキックオフとなるのがスバイリエンFC対ナショナルディフェンスFC。カンボジアリーグの悪習慣としてリーグ終盤に優勝の機会の無いチームが明らかに戦意を喪失しているという事がある。敵地スバイリエンスタジアムに乗り込むナショナルディフェンスFCは試合直前にヴィサカFCの試合結果を聞くことになると思うが、その事でどこまで勝利へのモチベーションを維持できるかがスバイリエンFCの優勝に大きく関係してくる。

スバイリエンFCでは日本人選手の小林大介が2シーズン目を過ごしている。昨シーズンはチームの主力選手が相次いで負傷し、6位と個人としてもチームとしても絶不調のシーズンを過ごした。一気に復活を果たした今シーズン、スバイリエンFCはチーム全員が優勝を渇望している。

そのほかの注目試合としては、後期見違えるように成績が上向いているキリボンソクセンチェイFC対日系のアンコールタイガーFCの試合だろう。後期に入り外国人選手を補強し成績が急上昇。現在8と順位こそ前期の出遅れが響いているが、モチベーションは高いだろう。

対するアンコールタイガーFCは現在5位、勝ち点42。4位のボンケットFCが勝ち点43、6位のプノンペンクラウンFCが勝ち点41と3チームが混沌の中にあり、アンコールタイガーFCは厳しいリーグ終盤戦を迎えている。

23節を終えての順位は次の通り。

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