フットボールカンボジア

アセアンクラブチャンピオンズリーグ(ACC)が15年ぶりに復活。カンボジアからはスバイリエンFCが出場予定。

アセアンサッカー連盟(AFF)が15年ぶりにアセアンクラブチャンピオンズリーグ(ACC)を復活させる。カンボジアからはスバイリエンFCが出場を予定している。

アセアンチャンピオンズリーグ(ACC)はAFFの名を冠したAFFに所属する各国トップのクラブチームで争われる大会で、2005年を最後に開催が途絶えていた。しかし、AFFは現在2034年のW杯アセアン共同開催を目指し環境整備を進めており、今回の大会再開はその一環と思われる。

AFF会長のキュー・サメス会長(カンボジア)は大会再開に当たって次のようにコメントしている。

「我々はACCの計画をFIFAのジャンニ・インファンティーノ会長と、AFCのサルマン・イブラヒム・アル・ハリファ会長と既に共有し、両者は協力的だった。彼らの全面的なサポートに深く感謝しています。拡大するFIFAクラブワールドカップでのプレーの可能性は魅力的です。本大会はとりわけ、この地域のリーグやクラブによる投資の増加につながり、東南アジアのサッカー経済のさらなる成長に貢献します」

「ACCは、クラブが財政状態を改善し、スポーツ観光を促進し、この地域の6億5,000万人のサッカーサポーターのサッカー体験を向上させるのにも役立ちます」

 

本選はアセアン各国で行われる予選から選出された12のクラブチームによって争われ、優勝賞金は40万ドルを予定している。

カンボジアからはメットフォンカンボジアリーグ(MCL)2019年シーズン優勝のプリアカンリッチ・スバイリエンFCが出場することが予定され、2月上旬にプレーオフラウンドに挑む。スバイリエンFCには日本人選手の小林大介が所属しており、AFCCUP2020に続いての国際大会での活躍のチャンスとなる。

 

なおAFF加盟国のうちオーストラリアは不参加を既に発表しており、マレーシアも参加の是非を検討中だという。

 

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