大分トリニータ気鋭の「頭脳」が語るJ1再開と展望(J論)

「ファジラボ」寺田弘幸

【J2第10節・町田戦】プレビュー『首位チームを力でねじ伏せにいく姿勢を』

GW連戦の初戦に首位に立つ町田を迎える。前節にCスタで山形に敗れたファジアーノにとって、今節は地力を試される一戦と言ってもいいだろう。明日は一万人の来場が予想されていると聞いているが、首位を叩いてファジアーノの力を示したいところだ。

ただ、8戦無敗中の町田が簡単な相手ではないことは確かだ。「首位にいる意味は分かる。決して自分たちでゲームの流れを全部握るわけじゃないけど、先に点を取って逃げ切るっていう形を持っている」と長澤監督が町田を評している通り、安定した守備をベースにして勝ち切るパターンを持っている。昨季中盤戦以降に抜群の安定感を誇ってJ3を勝ち上がってきた町田は、勝利を重ねてきた経験を備えているチーム。相手の思惑通りに試合を進められてしまうと、非常に厄介な展開が待ち受けているだろう。

町田戦予想スタメン

だから、ファジアーノには立ち上がりからマックスのパワーを注いで戦ってもらいたい。町田はしっかりと中央を固めて守ってくる。お互いに腹を探っていてはゲームは動かない。切り替えを速くし、アクションを起こし続け、スピーディーに攻守を展開して相手が対応に追われる状況を作り出す。そして、ゴールを奪うまでパワーを出し続けていく。そんなアグレッシブなサッカーで町田を圧倒してもらいたいと思う。

よって、今節は希望をたっぷりと込めて押谷の先発復帰を予想した。豊川のエネルギーが落ち気味なところは気がかりなところで、押谷をベンチに置いて後半に勝負を仕掛けていくプランも効果的だと思う。前半は慎重に進め、町田にボールを持たせてカウンターを狙う戦術も非常に効果的だろう。だが、ここはファジアーノのホームだ。前節に無得点で敗れた悔しさも乗っけて、首位チームを力でねじ伏せにいく戦いを期待したい。

ここまで4勝3分2敗は昨季と全く同じ。そして昨季はGW連戦で失速した。首位・町田を相手に自分たちの力を誇示し、今季は違うところを見せてもらいたい。

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