『J番記者による大忘年会2017』~タグ祭り!~12/18渋谷で開催

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料記事】【ファジの周辺をぶらり】『初勝利をありがとう』

初勝利の夜を皆さんはどのように過ごしたのでしょうか?

僕は焼き鳥屋さんに出掛けた。美しいお酒を呑みながら話し続けているとあっという間に3時間が経っていて、帰宅してすぐ健やかな眠りについたんだけど、やはり勝利はいいものだ。高揚した気持ちを解放してファジアーノのことをあれやこれやと語る。そんな幸せな時間を過ごすことができ、当分は赤嶺真吾を崇めようと思った。

 

今年は正直、堪えた。もうひとつ取材をしているチームのサンフレッチェ広島も開幕から勝てず、京都戦に挑むまでファジアーノと合わせて8試合勝ちなしだった。仕事上、結果に対して感情的にならないように努めているが、それができるほど人間ができていないことは自分でよく分かっている。

勝てないからテンションが上がらない。仕事に影響してはいけないと自分に言い聞かせながらも、ローテンションの自分が嫌だから変な上げ方をする。そんな自分に嫌悪してテンションが下がる。負のサイクルに呑み込まれそうになっていたから、赤嶺真吾には本当に感謝しかない。

 

ツラかったけど、こうやって勝利のありがたみに改めて気付かされたことは良かったなと思う。サッカーには勝敗じゃない魅力が本当にたくさんあるけど、やっぱりサッカーの醍醐味は勝敗だろう。

監督は勝つために戦術を組み立てて選手をチョイスし、選手たちは勝つためにピッチを駆け回る。その取り組みやプレーを伝える僕たちのような人間が勝敗を冷めた気持ちで受け止めていてはいけないと思い直したし、勝つってこんなに素晴らしいんだから、勝ったときにどれだけ喜べるか。逆に負けたときにどれだけ悔しがるか。胸に沸き上がってくる気持ちを大事にしていきたいと感じた今季の初勝利だった。

勝利をありがとう。この日の夜は忘れられない夜になった。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ