今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】有馬賢二監督「やっぱり大きかったのはゼロで抑えたこと」/【J2第14節・琉球戦コメント】

■ 有馬賢二監督

「本当に想いの詰まったゲームになったと思います。選手一人ひとりが本当に勝ちたいんだという気持ちをピッチ上で出してくれて、なおかつこのスタンドで一緒に応援してくださるサポーターの想いがあって、なんとか1-0で勝ち切ることができました。

ゲーム的には風の影響がかなりあったかなと。風上を最初にトスで取れたという話をしていたんですけど残念ながら風下でスタートして、前半はピンチがありながらもゼロで抑えようと。その中で風が変わるとかなりアドバンテージがあるので、後半はぜんぜんっ心配ないと。しっかりと修正するべき場所、相手の狙いのところと自分たちがどういうところにボールを運んでいこうというところ(を確認した)。そういう中でしっかりとチャンスを作ってくれて、たくさんチャンスはあって決め切れない中でもヨンジェがPKをしっかりと決めてくれた。あとやっぱり大きかったのはゼロで抑えたことだと思います。センターフォワードの追いからプレッシャーをかけ、全員がサボるなく中盤はプレスバックをしてバイタルを埋め、ディフェンスラインは身体を張ってくれてGKもビッグセーブを何個か入れてくれて勝点3が取れたと思っています。

本当にJ2リーグ自体が各チーム差がない中で、一個一個拾っていくことがすごい大事だなと痛感したゲームです。また次のゲームに続けていきたいと思います。サポーターの人には感謝しています」

 

――後半に一気にギアが上がりましたが、ハーフタイムに伝えたことは?

「まずはいい奪い方ができないと、守備の方が不安定だとどうしても攻撃のときに距離間が間延びしてしまうので、どういうふうに相手の攻撃のいいところを抑えながら奪った後にどう自分たちがボールを運んでいくのか。どこにスペースがあってどういうふうにかかわっていくことでチャンスができるのか。そこを確認して入っていきました」

――福元選手は非常によかったと思いますが、彼の評価を

「彼の推進力だったり迫力のあるプレーを出せてよかったと思います。あとは、ヨンジェとのかかわりとかパサーとのタイミングとかをうまくつかむことができたら、もっと自分から呼び込むことができるし、さらに楽しみになっていくと思う。彼の良さは出してくれたと思うし、楽しみな部分が多く見えました」

――ホームゲームでの戦績がいい。要因として感じることは?

「本当に雰囲気ですよね。残り15分はどうしてもしんどくなってくる中で、励ましてくれる声援があるからこそ選手たちは最後まで走り続けられるし、あとは体力が落ちていない。フィジカル的な部分はスタッフみんなのおかげでスタミナ落ちることなくやれている。フィジカルコーチの矢野さんをはじめ、栄養士の真鍋さんもふくめ、本当にみんなに協力してもらっている部分があると思います。攣る選手もいないですし、そういうところで前向きに戦えているのかなと思っています」

――リーグ戦の1/3が終わりましたが、ここまでの成績について

「決して満足いくものではないです。ただ、このJ2リーグは本当に混戦になっていて、勝点そのものよりも上のグループにどんだけついていけるかという意味で、ケガ人が多い中でも選手は本当によくやってくれている。選手たちは自分がやったことのないポジションも練習でトライしてくれていて、今日もCBの選手がサブに4人いる状況なんですが、本当に全員が成長し続けてくれている部分では評価できるところがあると思います。数字的に上に食らい付いていくことを考えると、初めて4枚(4バック)をトライしていてこれから上積みできる部分を考えると、選手たちの頑張りは評価できると思う。ただ、われわれは数字的にもっと出していかないといけないし、成長スピードをもっと上げないといけない。決して満足する数字ではないですけど、食らい付いていて先に可能性もあると思っています。ただ成長が必要です」

――ここまで9得点のイ・ヨンジェの貢献度について

「彼の良さ、彼の貢献度は非常に強く感じています。ただ、いつも言っていますが、僕はこのチームの最大値をどうやったら出せるのかを常に考えていて、他の10人もしくはサブの選手も含めて、チームメイトも彼の良さを出すことを考えてくれている。当然彼の頑張りもありますし、彼の良さを引き出しているチームメイトの良さが彼の得点につながっていると思います。ヨンジェ自身も守備に攻撃にあれだけタフにやってくれていますし、本当にチームを引っ張っていってくれていると思っています」

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