今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】有馬賢二監督「これからも岡山の皆さんと一歩一歩進んでいければいいかなと思っています」/【J2第21節・鹿児島戦コメント】

■ 有馬賢二監督

「岡山の復興の一年目ということで復興への想いをもって選手とは戦おうという話をして、逆にスタジアムに足を運んでいただいた方の力をもらって最後に選手たちは勇気をもって戦えたかなと思います。

自分たちのいいところをしっかりと出していこうと。前回の天皇杯で活躍してくれた選手がいて、本当にチームの中の競争があって今日のゲームが迎えられたし、いい競争の中で選手がピッチに立って責任をもって戦ってくれたと思います。何個かチャンスがあった中でもうちょっと早い時間帯に点が取れれば自分たちの思うようなゲームプランで進められたと思うんですけど、失点した後は多少は攻め急ぐ部分があったんですけど、自分たちでしっかりとボールを動かしながら自分たちを信じて戦って、それを後押ししてくれたサポーターの皆さんのおかげで逆転できた。本当に感謝しています。後半戦に向けて勢いのつくゲームだったかなと思っています。

サポーターの方、1万5千人の足を運んでくれた方、動員してくれたクラブの関係者の皆さんに本当に感謝したいと思っています」

 

――上田選手を復帰してまだ練習試合もしていない状況で起用しましたが

「この時期は連戦で練習試合を組めない中で、いつもだったら練習試合で試すんですけど、紅白戦を含め普段の練習を試合以上のインテンシティでやっていますし、その中で彼がプレーをできていた。それと彼が今まで積み上げてきたことがあるので、この舞台でもできると判断して起用しました」

――勝点31で後半戦に向かうことになります

「数字的にはまったく満足していません。ただ、上に食らいついていくには十分な今の混戦状態を考えれば。前半戦はケガ人が多くあった中でもいろんなポジションをみんなが共有しながらやってきて、逆にそれがあったことによって、例えば康平なんかはサイドバックをやったりセンターバックをやったりとボランチをやったりしてくれていますし、層が厚くなった部分、競争が出てきた部分が後半戦につながっていくと思っています」

――チャンスがあった中でも点が取れず失点した中で、どういうメッセージを選手たちに伝えていましたか?

「前半は悪くなかったと思います。ほぼ鹿児島さんの狙っていることを抑えながらやれていましたし、横浜FC戦はボールを奪った後にボールをロストする部分がものすごく多くて攻撃につなげられなかった部分がだいぶ改善されていましたし、フィニッシュのところの精度を上げていくという部分はあるんですけど、チャンスは作れていた。その中で上田が入ったことで落ち着きをもてましたし、右にスライドした席をも質のいいボールを入れてくれましたし、しっかりとひっくり返せたことは今後につながると思っています」

――上田選手のゴールがあった後にスタジアムの雰囲気がガラッと変わりました

「康太のゴールが入ってからもそうですけど、まずやはりホームでこれだけの声援をもらえるっていうのは違いますよね。1分1秒を選手が本当に本気で全力でやろうという姿勢にしてくれるというか。当然ウチの選手はみんな一生懸命にやるんですけど、疲れてきたときにも皆さんが後押しをしてくれることでいつも以上の力を出せる。これだけの方が応援してくださっているので僕らはそれだけのプレーを見せないといけないと思っていますし、これだけ応援してくださっている岡山の方々に返していかないといけないと、さっきもミーティングで選手たちに話しました」

――災害があって一年の節目のゲームで、岡山の皆さんの想いをどう感じておられましたか?

「助け合っていくこと、お互いに励まし合っていくこと。僕らは応援してもらえるからさらに頑張れますし、僕らはプロとしてピッチで勇気を与えられる特別な存在だからこそ最後まで力を出し切れないといけないし、目標に向かって戦っていく姿を絶対に見せないといけない。これからもピッチでできることとそれ以外のところでも、例えば小学校訪問を含め限られた時間の中なんですけど、僕らができることをしてお互いに助け合いながらやっていきたい。本当に一歩一歩だと思うです。リーグ戦も山あり谷ありでつらいこともあるんですけど、つらいことがあるからこそ勝利を皆さんと一緒に分かち合える喜びを強く感じられる。これからも岡山の皆さんと一歩一歩進んでいければいいかなと思っています」

――中野選手のPKを押し込んだのは、もしかしたらサポーターの力だったかもしれません

「本当にそうです。最後は点を取らてしまうような場面もありますが、選手がへばっていても戻る勇気をもらったり、本当にパワーをもらっています。それでも負けるときはあるんですけど、勇気をもらっていますしホームだなってことを常に選手と共有させてもらっています。だから少しでも足を運んでくださった方に少しでもそういう姿勢を見せ続けていくことがわれわれの使命でもありますし、一緒にこうやって岡山が復興していくことの第一歩だと思っています」

――後半戦に向けて攻守両面で取り組んでいかないといけないところは?

「攻撃のところはダイレクトにゴールへ向かうプレーが多く出ています。それは自分たちの最大値を出そうという中で、そういうストライカーがいたり2列目から飛び出していける選手がいるから。その強みを持ちながらも、相手が下がったときにしっかりと自分たちがボールを運んでいくこと。相手の変化を見ながらできたスペースにみんなが関わりながら運んでいくことの使い分けをもっとしていくことで自分たちの幅が広がっていきますし、それができると最後のクローズの仕方も自分たちがボールを持ちながらクローズしていくことにつながっていくと思っています。守備のところは最後にどうしても圧力を受ける中で、疲弊してきたときには層の厚さ。代わって出た選手が伝えることも大事ですし、エネルギーを持っている選手が足りないところを補完しながらゲームを運んでいくことも学んでいかないといけないと思っています。大まかな部分は攻撃も守備もできているんで、そういう部分の質をさらに上げていきたいと思っています」

――7月には上位陣との3連戦もあります

「僕らは対戦相手の対策よりも常に自分たちの良さを出そうと練習もミーティングもしてきていますが、それをベースにしながら相手のストロングを消しながらっていうことをできるようになっていくことも必要だと思っています。横浜FC戦に大敗した原因は分かっていますし、他のどの試合も拮抗したゲームができています。最後の細かい部分を個人的にもチームとしても抑えていけば十分に勝点3を拾える。細かい部分をさらに詰めていく必要があると思っていますし、全員の力が必要だと思っています」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック