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「ファジラボ」寺田弘幸

『無観客も仕方なしなのか』

 

9日、村井満チェアマンは3月いっぱいの公式戦の延期を全クラブと基本的に合意したことと、4月3日の再開を目指していく旨を語った。12日の実行委員会、臨時理事会を経て正式決定される運びとなるようだ。新型コロナウイルスの影響によって開幕節を終えた後に中断したJリーグは、いつ再開することができるのだろう。今はまだまったく見通しが立たないというのが実際のところだと思う。

無観客でも開催すべきか、否か。この決断が今回の大きな焦点になるだろう。個人的には、無観客での開催には賛成しない。今季は東京五輪による中断がスケジュールに組み込まれていたこともあり、再開が遅くなればなるほど試合日程はとてもタイトになる。『無観客にしても試合を開催していかないと全日程を消化できない』という意見ももっともだが、僕はどんなに日程がタイトになってもスタジアムでファン、サポーターが観戦できる環境を整えてから試合を開催してほしいと思う。

スタジアムに観客がいてこそ成り立つ興行がプロスポーツ。僕はそう思っているから無観客で開催する意義を見出せないが、『TVで見たいからやってくれ』という意見も理解できる。例えば、これからシーズンの佳境を迎える欧州サッカーを延期すべきかどうかと聞かれると、答えに屈する。特にプレミアリーグやチャンピオンズリーグは全世界に映像を楽しみに待っている人々がいる。僕もTVで見たい。ならば無観客でも開催して映像を届けるべきではないか。放映権料という巨額のお金も動いている。

Jリーグはどうすべきなのか。2020年のリーグ戦、カップ戦を成立させることはマストだろう。僕は超過密日程になって中2日、中3日でずっと試合が組まれるスケジュールになってもいいから、大会の規模縮小といった措置はやめてもらいたい。過密日程は選手への負担を大きくするが、各クラブは30人前後の選手を抱えている。どんどん選手を入れ替えてローテーションしながら戦っていけば乗り切れるはずだ。

しかし、当面は安全なスタジアムで観戦できる環境を整えることは至難なことだとも思う。消毒液等々の物資を揃えられるのか。入場ゲートでは検温を実施するべきだろうが、その人員を確保できるか。ボランティアスタッフが実施できるようなことではないだろう。このままいつ再開するか分からない状況が続けば選手たちにも大きなストレスを強いる。『無観客も仕方なし』という決断を下さないといけない時期も来るんだと思う。

今は少しでも早く収束してくれることを願うばかり。Jリーグのある週末がやっと始まったところだったからこそ、試合のない週末が寂しくて仕方ない。けど、前向きに過ごしていかないと。ファジラボでも何らか皆さんに楽しんでもらえる企画を考えていこうと思う。

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