【サッカー人気2位】M&Aのプロフェッショナルが…

「ファジラボ」寺田弘幸

【過去の人気記事を無料公開】/【J1昇格プレーオフ決勝の翌々日】『いろんな人が涙ぐむような年だったなと思いますね(岩政大樹)』

Jリーグの再開を待つことしかできない今の時間を、ゆっくりと過去を振り返る時間にあててもいいのではないか。そう思い立ったので、過去の人気記事を無料で公開していこうと思います。少しでもお楽しみにいただけたら幸いです。

第四弾は、J1昇格プレーオフ決勝に敗れた翌々日の政田で聞いた10番と主将のコメントです。

激動のシーズンが終わったばかり。僕はどう受け止めればいいのか分からず呆然としていいましたが、もう次へと進もうとしている矢島慎也に背中を押される思いがしたことを覚えています。そして、岩政大樹の言葉を聞きながら、ファジアーノと岩政が歩んだ二年間の意味が見えてきたような気がしました。

ファジアーノが最もJ1に近づいた2016年。今でもこのシーズンのことは記憶に深く刻み込まれています。


『なかなかに濃い一年間を過ごしましたね(矢島慎也)』

2016年12月7日に配信

 

――プレーオフ決勝で敗れて終わった今シーズンをどう受け止めている?

「決勝まで行きましたけど、やっぱりあそこで勝ったチームと負けたチームとの間には、結果として付いてくるものも大きな差があったと思いますし、力も大きな差があったなと思いました」

――プレーオフを経験してみて感じたことは?

「すぐ終わりましたね(笑)。まあ、あと一歩だったかもしれないけど、その一歩を埋めるのは相当に難しいんじゃないかなって思いました。そのためにはたぶん試合で感じたことを練習でやっていくしかないし、その感じたことを無駄にしないで自分の力にできるかってことにかかっていると思う。細かいところの積み重ねでチームって強くなっていくと思うし、自分たちも上手くなっていくと思うんで。

決勝も押し込まれましたけど、結局はセットプレーでやられたし、セットプレーを取られる過程のところで、スローインのときに声を出して(マークを)受け渡していればそんなに簡単にクロスを上げられなかったのに、簡単にクロスを上げさせてCKを取られている。勝負ってそういうもんで、大樹さんがそういう細かいところをしっかりとやった方が勝つっていうようなことを言っていたのに、それができなくて負けてしまったんで、試合が終わった後に、あそこをしのいでいればって後悔みたいなのはありました。

あと、前半の入りも蹴ってばっかりで、(セカンドボールを)拾われてってことの繰り返しだった。ただ、つないでいくのは一人じゃどうもできないし、もっとみんなが上手くなっていかないといけないダメだと思いましたし、経験の差もあったと思います。俺はチームメイトがもっとできたのにって思うから」

――今年一年でチームが強くなって成長してきたという実感はある?

「去年に比べたら強くなっていると思うし、J1昇格っていう目標に向かってやっている感じが今年はあった。ただ、今年一年で成長したかって言われると、最後の方にどんどん勝てなくなっているし、分かんない。けど、去年よりは手応えのある一年でした」

――自分のやりたいこともできるようになった?

「そうですね。でも、完全燃焼かって言われたら、そうでもないってなりますけど」

――でも、個人的にすごく充実した一年だった

「そうですね。なかなかに濃い一年間を過ごしましたね」

――今はちょっと疲れたなって気持ちもあるのでは?

「いや、今日も筋トレしたし。これからちょっとは休みますけど、たぶんもうJ2の他のチームも休みになっている中で、他の人が休んでいる時期に自分も休んでいたら差を埋められないって思う。オンとオフをしっかりとするのは大事ですけど、人よりも練習しないといけないって思っています。あと、代表とかがあったからオフシーズンがまるまるあるのが初めてで、何をすればいいかよく分からないんですよ。だから、ちょっと休んでから来年に備えたいって思っている。身体を大きくするためにガシガシとやるには今がちょうどいいのかなって思うし。まあ、やりすぎは良くないと思うし、オンとオフをうまくしてやっていきたいです」

――来年に向けていまはどんな気持ち?

「まずはチームを早く決めて、早い段階から準備をしたいと思っています。チームも迷っているんで、まずそこを消化しないと。モヤッとした気持では入りたくないんで、まずはチームを決めることからですね」

――いろいろと選択肢があると聞いているけど

「そんなにたくさんあるわけじゃないですよ。まあ、皆さんが思っているところで悩んでます(笑)」

――判断基準は自分の成長できるチームになる?

「そこも迷っているところです。選択肢の一つにレッズがあることは間違いなくて、レッズに帰ると競争が厳しくなることは分かっている。けど、あそこで何もできなかった悔しい気持ちがあるし、出場することは難しいかもしれないけど、あそこで挑戦したいって気持ちはある。ただ、他に迷っているチームも出場機会を求めていくようなチームじゃないから、どっちにしろ厳しい。J1なんて上手い選手がたくさんいるわけだから。

でも、そういう厳しい環境に身を置くこともこれから大事になってくると思っているし、やっぱりレッズはプロになってから3年間悔しい想いをしたクラブなんで、もう一回やってみたい。ただ、この試合に出続けた感覚を、っていう気持ちもあるから。別に自信がないわけじゃないですよ、自信がなかったら行かないし。今はそういうところで迷っているんで、そこをうまく自分の中で整理して来年に臨みたいです」

――岡山での2年間はどうだった?

「本当にいいクラブでした。テツさんはいい監督で、自分のことをフラットに見てくれた監督だったんで、テツさんに会ってから守備に対する気持ちの持ちようが変って守備も楽しく感じるようになった。だから感謝していますし、チームメイトも個々に面白いキャラがあって、プレーするのも楽しかったです。あと、岡山は社長とフロントの人と選手と育成のスタッフの人たちの一体感みたいなものはどこのクラブよりも強いんじゃないかなって思ったんで、自分が引退してからのことを考えても、このクラブの一体感みないなものがある中でやれたことは良かったなと思います」

 

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