【サッカー人気1位】実直なプレーで王者に対抗 献身性を見せ…

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】有馬賢二監督『37人の選手の力が絶対に必要になる』/【政田サッカー場直送レポート】

 

6月27日にJ2リーグ戦が再開することが決まりました。

先週までグループ分けをして練習してきたファジアーノですが、1日には2カ月ぶりに選手全員が揃う中で練習をスタート。リーグ再開へ向けて本格的に動き出しました。

指揮官の表情も一層、引き締まっています。

(取材日:6月1日)


 

■ 有馬賢二監督

――今日は2カ月ぶりに選手全員が揃った中での練習になりました

「37選手全員の顔が見れたのでホッとしましたし、仲間と一緒にピッチに立てるうれしさがありましたね」

――練習前のミーティングではどんなことを伝えましたか?

「全部の窓を開けて僕もマスクをしてしゃべったんですけど、まず日程的には十分に余裕があるよ、と。先週のオフに入る前にコンディショニングをチェックするテストをしたんですけど、春先の数値よりもいい数値が出ている。それは選手みんなが中断期間にしっかりとやってきたからだし、まったく慌てる必要はない。対外試合がなかなかできないので紅白戦が増えるんだけど、数試合はマッチメイクもできている。起こりうる想定内の中で準備ができているので、このまましっかりといい準備をしていこうと伝えました」

――どういうところに重点を置いて準備していくのでしょうか?

「まずはケガをしないようにここまでの2週間をやってきて、多くの選手がいい準備ができている状態ですし、一人ひとりがチームのために何をすべきかという戦術の部分も理解しているので、これから4週間でコンビネーションを合わせていきたい。『継続と進化』を掲げてやっていく中で、連動した守備をしていくし、それぞれのストロングポイントを組み合わせて、崩しのところと安定してボールを運んでいくところのトライをしていく。それをゲーム形式のトレーニングでやっていきたいと思います」

――リーグが再開するとかなりハードな日程になります

「だから、対応力が大事だよっていうこともミーティングで言ったんです。どうなっていくのか予想できない部分もあるから、どんなことが起こっても対応していく力が必要になるっていう話をしたんですけど、それもこれまで言ってきたこと。新しいことをやるっていうよりも、自分たちが積み上げてきたことを前向きにタフにやっていきたいと思っていますし、ナーバスになっているような選手はいないと思う。スタッフも含めてみんなで前向きにやっていこうと思います」

――齊藤君が合流していますね

「本当に良かった。これからいろいろあると思うけど、思った以上に動けている。楽しみながら上げていってほしいし、健二もだいぶいい状態になってきていて、今週から部分的に合流できる可能性もある。ドクターやトレーナーが一生懸命やってくれて順調に進んでいるんで、そこは吉報ですね」

――喜山君の合流はまだ難しいのでしょうか?

「喜山もこのタイミングで戻ってくる予定ではあったんだけど、今はいろんな可能性を探りながらいい状態でピッチに戻ってこれる準備をしているところ。いい状態で戻ってこれる方法を探ってほしいと伝えています」

――リーグ再開後はどうやってチームを運営していくイメージですか?

「本当にハードなシーズンになることは間違いない。だから、本当に一つのポジションに二人、三人がいないといけないと思う。極端な話、2試合を通して戦った選手は3試合目でサブに回って、新しい選手がパワーを持って入っていく。そういうローテーションがチームの中でできるようにならないといけないし、そのためには一人ひとりがいろんなポジションをできないといけない。交代選手を多く使えるレギュレーションになる可能性もあるんで、どれだけ層を厚くしていいチーム状態を維持しながら戦っていけるか。そこがものすごく大事だと思います。37人の選手の力が絶対に必要になるんで、みんなに当事者として自分がチームの中心になるんだという気持ちを持ってもらいたい」

――政田で練習できる時間も限られてきそうですね

「そうなるでしょうね。さっきコーチとも話をしたんだけど、選手たちの状態を考慮して三つぐらいのグループに分けて練習することも考えていかないと。試合に出ていたメンバーは調整が必要だし、サブだったメンバーは練習が必要で、メンバー外でハードな練習が必要なメンバーもいる。みんながちょっとずつ底上げをしていかないといけないし、疲労の溜まった選手は回復が必要だし、そこはこっちでうまくマネージメントしないといけない。ただ、みんなが一つの目標を目指していく仲間なんだっていうことも選手には伝えています」

――プレーオフはなくなりますが、上を目指していく目標は変わらないですね

「はい。十分に可能性はあると思っていますけど、本当に簡単じゃないです。2位に入るためには、負けちゃいけない。目指すところは変わらないけど、これまで以上に厳しくはなることは確かです。2位になる可能性をみんなで追い求め、そこに食らい付いていけるように全員で成長しながら戦っていきたいと思います」

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