優勝候補は見えたか?J1上位5クラブの実力を査定する(J論)

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】有馬賢二監督「もったいないファウルを与えてしまった。焦れずにやり続けることが大事だった」+(ポープ・ウィリアム、三村真)/【J2第9節・琉球戦コメント】

 

■ 有馬賢二監督

「最初に取れたことはすごい良かったことですけど、取った後にどうしても重心が下がってしまった。相手のビルドアップするところにプレッシャーをかけないといけなかったんですけど、かけられず重心が下がってしまった。その中で相手に(ボールを)持たれる時間が増えてしまった部分は改善していかないといけないと思っています。もう一個は、こういう拮抗した3連戦ではなかなか思い描くゲームはできない中で、無駄なファウルをしてしまってはいけない。2失点とも無駄なファウルからだった。我慢しながら推移していかないといけないのに、そこから2失点なので非常にもったいない。持たれる時間が増えたからという部分もあるんですけど、判断しながら我慢強く戦っていくことが、こういうゲームをモノにできるかできないかにかかってくる。

次に向けて一回リセットして、当然やれた部分はあるし、当然足りなかった部分にもしっかりと向き合いながらやっていきたい。突然できるようになるわけではないので、自分たちのやってきたことを振り返って一個一個やれることを確認してやっていきたいと思います。

雨の中でサポーターの方々が声援を送っていただいた中で喜び合うことはできなかった。次はまたホームでできるので、もう一回気持ちを切り替えてまた選手と一緒に戦っていきたいと思います」

――ボールを奪った後にすぐロストすることがとても多かったと思います

「その通りです。それは前半が終わって選手たちに僕が言ったことで、自分たちがボールを奪った後のパスがズレたりつながらなかったりしていた。出し手と受け手の両方の問題だと思うんですけど、距離間が遠かったりパスの精度だったり、そこで単純に失っていた。そういう一個一個の質が自分たちを苦しめていたと思います」

――追加点が奪えない試合が続いています

「コンビネーションも含めていろいろとあるんですけど、今日も何回かシュートチャンスがあった中で、相手のミスを逃さず決め切るっていうことが今のJ2では本当に必要なことだと思います。回数を増やしていくことももちろん必要だし、今日もチャンスは十分にあったと思う。今シーズンは2点目を取れていないですけど、2点目を取れると心の余裕がまったく違ってくると思うので、そこは本当に大事だと思っています」

――後半からヨンジェと関戸君を入れてスタートした狙いは?

「慎太郎も前で起点になろうとしてくれていましたし、ミムは得点も決めてくれましたけど、全体的に守備のスイッチが入らなかったので、スイッチを入れようと。これだけ湿度もある中なので、18人全員という意味でも準備ができている二人を入れました」

――サイドの守備のところで前半から難しい状況が続きました

「相手の2CB2ボランチでボールを回すときに、そこにプレッシャーがかからなかった。2トップとボランチの一枚が出ていくことで規制はかかる。もしくはボランチではなくサイドハーフの一人がプレッシャーをかけることによって規制をかけられるんですけど、そこの規制がなかなかかけられなかった。それは前線の選手だけじゃなく、サイドバックの選手が前の選手を押し出していくこともものすごく大切だった。良くないときはサイドで枚数が余ってしまう。もしくは相手のボランチに行けないっていうことが続いてしまった。前半も(ピッチサイドから)言い続けていたんですけど、なかなか改善できなかったので(後半の)途中に[4-1-4-1]にして相手のボランチをつかみに行ったんですけど、ボランチの枚数が足りない中で真吾はやり慣れていないポジションだったので、[4-4-1-1]にしてもう一回プレッシャーをかけにいきました。そうやって何とか耐えながらやった中で、もったいないファウルを与えてしまった。焦れずにやり続けることが大事だったと思います」

――ヨンジェをスタメンに入れなかった理由は?

「前節の京都戦、その前の福岡戦と連戦が続いてきた中で、体力的な部分を考えながら。長いシーズンを戦っていかないといけないですし、当然目の前の1試合1試合を戦っていく意味でも、よりパワフルに後半に出力を上げていくため。山本と清水の調子も悪くないので、後半から起用するゲームプランを考えて控えに回しました」

――後半からというのはある程度、想定していましたか?

「そうですね。後半から使うことは頭の中に入れながらやっていました」

――山本と清水でスタートして後半からヨンジェを入れる形をやってみた感想は?

「なかなか前半はFWにボールが行く前にロストが多かった。普段の練習の中ではもっと山本と清水の良いコンビネーションがあるんですけど、そこまで持っていくまでを改善していかないと。一本目のパスをしっかりと味方につなぎ、しっかりとポジションを取って良い距離間でつないでいくことが大事になる。あとはパスの質が良くなかった。2トップにボールが入る前のロストが多かったので、ヨンジェの推進力、ディフェンスのチェイシングを期待して出しました」

 

■ポープ・ウィリアム

――試合を振り返って

「先制点を早い時間帯に取れて、いつもとはちょっと違った展開になったんですけど、ボールを持たれる時間が長くて時間の経過と共に疲弊していった。前半は耐えたんですけど、後半も同じように持たれる時間が長くて、どこで取りに行くのか、行ってもはがされるっていう時間が続く中で、セットプレーで与えてはいけない失点だった。壁のところで僕もできることがあったと思うので本当にもったいないし、ゲームをやっていても、守り切りたいのか、カウンターを狙うのか、そこがはっきりしていなかった。自分としても後ろからリーダーシップをとって、こうしていきたいっていうのはあるんですけど、夏場の連戦で選手の身体が重かったっていうのもあった。本当にもったいないゲームだったと思います」

――2失点目のシーンについて

「一発目を弾いて、その後に相手がミドルを打ってきて少し無回転だったんですけど、外側に弾けていれば何も起きなかった。あれは間違いなく僕のミスですし、もったいなかったです。あの時間帯にあそこに弾くべきではない。あそこに弾こうと思って弾いたわけではないんですけど、僕の対応の完全にミスだったと思います」

――ファウルを与えてしまったことについては?

「人はいたのでファウルで止めなくてもいい場面ではあったんですけど、そこを問題にすることは僕にはできないです。FKになったとしても僕が壁だったりも含めてしっかりとやれていればなかった失点だったと思うので、そこに対して僕は何も言うことはないです。選手は一生懸命やっているんで、僕は自分に矢印を向けないといけないと思います」

――次節に向けての意気込みを

「しばらく勝てていないですし、点を取っても逆転される、踏ん張り切れないっていうゲームが多いんで、泥臭くても何でもいいんで勝点3を取れるように。もう一回自分たちを見つめ直して練習から取り組んでいかないといけないと思っています」

――1失点目のFKの場面は、右利きのキッカーと左利きのキッカーがいて、いろんな駆け引きがあったと思います。あの場面を振り返って

「右の確率が高いかなと思って、いつもよりは(壁を)左側に寄せてしまったかなと。知樹が右にいたんで、そこでちょっと圧力をかけてくれるってうのもあったんですけど、最終的には永地の顔のあたりを抜けてきたんで、僕がもう半歩でももうちょっと右に壁を作っていれば、左のキッカーには圧力をかけれたかなと思います。僕の判断ミスっていうのが間違いなくありますね」

 

■三村真

――久々の試合でのゴールでしたが、ゴールシーンを振り返って

「今日はゴールへの意識を強く持っていましたし、こぼれ球を含めボールが来ることを信じて(ゴール前に)入りました」

――あの場面はかなり高い位置を取っていました

「ゴール前に多く入ろうって意識していましたし、常に狙っていました」

――試合全体を振り返って

「早い段階で点を取れたんですけど、やっぱり勝っているときのゲーム運びがうまくいかず、自分たちで焦っちゃった部分もあったと思う。勝っているときの試合運びが良くなかったなと思います」

――次節に向けての意気込みを

「また連戦が始まりますし、次までは一週間空くんでしっかりとコンディションを整えていきたい。連戦に勝てば上に食らい付いていけると思うし、負ければ離されちゃうんで、しっかりと準備していきたいです」

――サイドの守備について。相手が高い位置を取ってきたこともあって難しい状況が多かったですが

「相手のサイドバックが高い位置を取ってくることはわかっていたんで、後ろの稚葉ともう少しコミュニケーションを取ってやれればなと思います」

――リードしてからの試合運びについて、どういったところが改善点になるでしょうか?

「相手が点を取らないといけない状況なので、相手はより前に来る。なので、焦らずに相手が出てきた裏を取ったりできればと思いますし、マイボールを失う場面が多かったんで、もっと自分たちでうまく時間を使えれば良かったなと思います」

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