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「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】『残暑の5連戦が分岐点になる』

 

内田篤人の現役引退に少し感傷的になっている寺田です。

2008年の元日、僕は国立競技場にいました。サンフレッチェ広島と鹿島アントラーズが対戦する天皇杯の決勝戦を取材するためです。フリーライターとして活動を始めたばかりの僕は国立に着いたときから興奮しっぱなしでしたが、その試合に内田篤人が出場していたんです。

いや~、あの試合は忘れられません!
内田篤人はまだ20歳くらいの若者でしたけどオーラがすごくて、あの大舞台で開始8分に颯爽と右サイドを駆け上がってゴールを決めたんですよ。鹿島も強かったですけど、彼がこれからの日本の未来を背負っていくんだなっていうことを強烈に感じた試合でした。

あれから12年以上が経ったんですか・・・
シャルケの試合もよくTVで観ました。彼が出場していた当時のチャンピオンズリーグは本当に1試合1試合が面白かったけど、日本人の内田篤人がシャルケのユニフォームを着て戦っていたからチャンピオンズリーグが何倍も面白く感じることができたんです。

感謝、感謝です。本当にお疲れさまでした。

 

内田篤人の話はこれくらいにして、リーグ戦の1/3を終えたJ2を簡単に振り返っていきたいと思います。

ファジアーノは16位
4勝4分6敗
13得点15失点

正直かなり厳しい成績となりましたが、その要因は『選手層の厚みが足りなかった』という一言に尽きます。
パウリーニョが離脱してしまい、喜山康平、増谷幸祐、廣木雄磨らも練習に戻ってくることができない中、有馬賢二監督は思考を凝らして選手起用を工夫しながら戦っていきましたが、残念ながら連戦を勝ち進んでいくだけの力を発揮できなかった。現在のチーム力がそのまま反映された結果になったと思います。

とはいえ、リーグ序盤戦で満足いく戦いができたチームなど僅かしかありません。どこも四苦八苦しながら連戦を戦っていて、順位表を見ると上位3チームの長崎、北九州、徳島が頭一つ抜けた印象ですが、まだどうなるかなんてぜんぜんわからない。

真夏の5連戦(第10節から第14節)で勝点10以上を重ねたチームは北九州、徳島、山形の3チームしかなく、大半のチームが勝ったり負けたりの状況が続いています。今シーズンの勢力図はまだ見えてきていませんが、今週末からスタートする残暑の5連戦(第15節から第19節)が終わると、ある程度はリーグの勢力図も見えてくるのではないかとも思っています。

連戦に適応する選手が多くいるチーム、連戦の勝ち方を見つけたチームが勝点を重ねていくと思うので、きっと残暑の5連戦では勝点10以上を重ねるチームが増えていくでしょう。

はたして、ファジアーノはどうなるか!
8/30 第15節・町田戦(アウェイ)
9/2 第16節・松本戦(ホーム)
9/5 第17節・大宮戦(アウェイ)
9/9 第18節・東京V(ホーム)
9/13 第19節・甲府(ホーム)

ホームゲームが多いのは大きなアドバンテージです。ファジアーノが浮上していくためのポイントはたくさんありますが、パウリーニョの復帰、イ・ヨンジェの得点、上門知樹のブレイク。この三点は必要不可欠になるでしょう。野口竜彦をはじめとした若手がさらに台頭してチーム力を上げていくことも必須です。

懸念材料もあります。真夏の連戦の疲れがどっと出てしまう可能性もある。ケガに細心の注意を払って離脱者を出さないことも、とても大切です。ここでチーム力が下がってしまえば一気に差が広がってしまう危険性があります。

浮上するか。停滞するか。残暑の5連戦が今シーズンの分岐点になりそうです。
ここで浮上していかなければ、トップ2に追い付く可能性はほぼなくなってしまう。『最低でも3つは勝たないと!』 緊張感を持ってチームを追い掛けていきたいと思います。

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