【無料】上門知樹『どういう形で終わるかってことは大事なことですし、皆さんに自分の価値を見せていきたいです』/【政田サッカー場直送レポート】
すごいゴールを決めたり、悔しい想いをしたり、自分自身に腹を立てたり。上門知樹はここまですべての試合に出場して本当に多くのことを積み上げてきました。
「どういう形で終わるかってことは大事なこと」
そう彼も語っていた通り、終わったときの数字はとても大切です。残り5得点。ぜひとも決めてもらいたい。
(取材日:11月19日)
■ 上門知樹
――今シーズンもあと1カ月になった
「まずはケガなく残り8試合を戦い抜きたいですし、チームとして一つでも上の順位で終われるようにってことを大前提にして、個人としては二桁(得点)を狙っていきたいです。あと5点は取りたいですね。どういう形で終わるかってことは大事なことですし、皆さんに自分の価値を見せていきたいです」
――ここまで全部の試合に出てきた。それだけでもすごいことだ
「その中でも悪い内容の試合があったんで、波なくどの試合も良いプレーができるようになりたいなって思いますね」
―長崎戦は上位を争うチームの力を感じる試合になった?
「正直、個人個人の能力の高さが相当上だなってことは感じますけど、前半の僕のパスミスからの2失点目がなければ、チームとしてぜんぜん違う試合ができたんじゃないかなと思います。あのスコアになったのも、あのミスがすべてなのかなと思います」
――長崎戦後は悔しくて仕方なかった?
「後半は何とかしたいと思っていたんですけど、相手もボールを回すのがうまいチームだったんで難しかった。僕個人としても今年ワーストのゲームをしてしまって、試合が終わったあとは自分に腹立たしかったです。まだまだだってことだと思いました」
――次が最後の5連戦だ
「次が最後ですか~ なんかぜんぜん実感が湧かないですね。身体はぜんぜん大丈夫なんで、最後までしっかりと良いコンディションを保っていきたい。まずは山雅に勝ちたいと思います」
――松本は前半戦に対戦したときとは監督も代わっているけど、印象は?
「アグレッシブにボールを奪いに来る場面もあって球際も激しくなっていると思うんですけど、前半戦で山雅から点を取ったイメージを持って試合に入っていきたい。しっかりと勝ってCスタに戻ってきたいです」
――磐田戦みたいに前からボールを奪いに行きたいと思っている?
「そうですね。ああやって前からハメていければああいうゲームができるし、前から行けなかったら長崎戦みたいになっちゃうんで、ハメていけるようにしたい。それから奪った後の攻撃の質をもっともっと上げていきたい。この二つが大事だと思います」