【サッカー人気4位】ゴチャつきとリカ監督の修正、得点を奪う…

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】『J2各チームの移籍動向を整理しながら思う2021年シーズン』

 

風に舞う雪を見ながら本稿を書いているところです。この冬はまだダウンジャケットを着てなかったけど、そろそろクローゼットから出さないと。今晩から一気に冷え込んでくるので、皆さまご自愛くださいませ。

さて、昨日にファジアーノの陣容を整理したので、J2各チームの陣容もどうなっているのか整理しているところなんですが、各クラブの懐事情もあまりホットではないようです。

このオフは例年よりも各クラブの動きが少ないように感じますが、それはやはり2020年の収益減によって新たなチャレンジを始めることが難しい状況にあるからでしょう。選手の出入りが多いクラブもありますが、戦力アップを見込める補強ができているクラブは多くありません。

まだこれから動きはあるんでしょうが、2021年が大混戦になる! と予想することはそんなに難しくない状況です。そもそも、2021年J1から降格してくるクラブがなく、2020年のJ2上位2チームがJ1へ昇格し、J3の上位2チームがJ2へ昇格してくるわけだから、戦力的に頭一つ抜けているクラブがないんです。

例年以上に戦力の拮抗したリーグいなると思いますが、現段階でJ1昇格争いをリードしていくと思われるクラブは長崎と京都でしょう。

長崎にとっては、これ以上ないビッグチャンスが到来です。監督交代に至った真意はわかりませんが、昨季の戦力をしっかりと維持できる資金力はさすがで、プラスαとして都倉賢と新里亮を獲得しています。選手を代えるのではなく監督を代えて再アタックする手法は面白いなと思いますし、新監督の手腕には注目が集まりますね。

京都の意気込みもヒシヒシと感じます。曺貴裁監督を招聘して実力者をどんどんチームに加わっている。資金力があるからこそ、みんなが苦しいときに大きなチャレンジをできるわけですが、それは別にせこいわけではなく、大企業がバックについているクラブの強みだと思いますし、京都が2021年のJ2をリードしていくことは間違いないと思います。

長崎と京都が抜け出し、継続路線で上積みを図ろうとしている甲府と山形が追い掛けていて、その後のグループは団子状態。現在はそんな状況だろうか。不気味なのが磐田です。中野誠也と上原力也が移籍して生え抜きの主力選手が抜け、外国籍選手とも契約を更新していないので、どんなチームになっていくのかぜんぜん見えてきていません。

町田は積極的に動いているチームの一つですが、どこまで戦力アップにつながるのかは不透明。いつもならもっと活発な動きを見せる大宮と千葉が大人しいというのも不気味だし、昨季より戦力がダウンしている印象のクラブもあれば、松本や山口は選手を大幅に入れ替えて再出発を図ろうとしている印象を受ける。そんな中、ファジアーノの現在の立ち位置はちょうど真ん中といったところでしょう。

2021年のJ2がこれまで以上に力の拮抗したリーグになることは間違いありません。連戦に備えて戦力を厚くしておきたいし、均衡を崩せる個の力も欲しいところですが、ない袖は振れない。強化責任者の苦悩の声が聞こえてくるようですが、東京五輪が無事に開催された後に勝負に打って出ようと考えているクラブもあるでしょう。きっと多くのクラブが、前半戦は我慢強く戦って後半戦に勝負するというプランを描いているんだと思います。

この冬を乗り切り、Jリーグが開幕して春が訪れ、梅雨が明けて東京五輪が開催されれば、J2にもポジティブな空気が流れてきて熱い夏がやってくる。そして、移籍市場も活性してリーグ全体に活力が溢れていき、ドキドキワクワクの試合が続く秋に入っていく。

そうなることを切に願っています。

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