【無料】河野諒祐『自分の力をしっかりと出し切ってチームの力になりたい』【政田サッカー場直送レポート】
河野諒祐のキャリアのスタートはJ1でした。それからJFLまでカテゴリーを落としましたが、サッカーをやめようと思ったことは一度もなかったと言います。
強い意志を持って取り組み這い上がってきた26歳は、チームに新しい風を吹かせてくれるはずです。
*取材はZOOMにて行われました*
(取材日:1月18日)
河野諒祐
――ファジアーノへ移籍を決めた理由は?
強化部の原さんからお話をいただいたときは率直にうれしかったです。自分自身、岡山にはずっと良い印象がありましたし、やっているサッカーもすごくアグレッシブで自分に合っていると思ったので、ここでプレーしたいと思って決めさせてもらいました。
――ファジアーノはどんな印象だった?
サポーターがすごく熱い印象があって、地域に根付いているクラブなのかなっていうイメージがありました。ずっと良いクラブだなって思っていたんです。
――実際に練習が始まってみて感じていることは?
みんな優しくて、すごい馴染みやすいです。すんなり入れました。人見知りするタイプなんですけど、ここは入りやすいです(笑)
――昨年の水戸でのシーズンは個人的にどんなシーズンだった?
前半戦はなかなか試合に出られない時間が続いて苦しかったですけど、その中でも自分の課題に向き合って取り組んできた中で、後半戦は試合にほぼ絡めるようになっていった。数字を見るとあまり良いシーズンだったとは言えないですけど、自分の感覚としては成長を感じながら過ごせたシーズンだったので充実していました。
――ファジアーノではどういうシーズンを過ごしたい?
自分を必要としてくれたことが本当にうれしい。自分の良さをすごく評価してくれていたので、自分の力をしっかりと出し切ってチームの力になりたいと思っています。結果を残して貢献したいです。
――これまで下のカテゴリーでもプレーしてきたけど、自分の中で大切にしてきたことは?
正直、生活の厳しい時期もありましたけど、結局はどのカテゴリーでやるかよりも、自分の取り組み方次第だと思っていました。下のカテゴリーでも絶対に成長できると思ってやっていましたけど、徐々にカテゴリーを上げてくることができ、J2のクラブに必要とされるようになってきたので、やってきたことは間違いじゃなかったって実感しています。
――サッカーから離れようと思った時期もあった?
いや、離れようと思ったことは一度もなかったです。いつか実を結ぶと思ってやっていました。
――現代サッカーではサイドの選手にたくさんの役割が求められる。どんなプレーでチームに貢献していきたい?
攻撃的なプレーが持ち味なんで、攻撃の部分で貢献したいです。相手にとって怖い選手になりたいっていうのはずっと思っています。
――今シーズンの意気込みを!
岡山の力になりたい! っていうことを第一に考えて、チームの目標であるJ1昇格を基準にして、1年間を過ごしていきたい。このチームには良い選手が揃っているし、クラブとしてもすごく可能性を感じる。J1昇格は簡単な目標ではないですけど、可能性のある目標だと思っていますし、自分が試合に出てチームに貢献していきたいです。
――最後に、趣味を聞いてもいい?
格闘技の観戦です。総合格闘技が好きなんですよ。一昨年の大晦日も去年の大晦日も会場まで行って観戦してきました。
――スゴイね! どういうところに魅力を感じている?
格闘技の選手って、サッカーと違って年間に数試合しかできないんですよ。だから、1試合1試合にかける想いがすごい。試合に向けて取り組んでいる姿を見ていて試合を観戦すると、すごく熱い気持ちになるんです。それでもう完全にハマっちゃいました。いろんな試合を観るんですけど、僕は堀口恭司選手が好きですね。