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「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】有馬賢二監督『拠り所になるところができたことは本当に大きい』(ミッチェル・デューク 安部崇士)【2021 J2第24節 山口戦コメント】

有馬賢二監督

今まで自分たちがやってきたことのベースは決して悪くなかったので、その上に積み上げていこうという中で、今日はしっかりと自分たちが高い位置で奪う意識を持ちながら、行くところと行かないところをしっかりとコントロールできた。中を閉じながら外回しにさせて、中に対してもしっかりとケアをしてくれたし、奪った後はまず背後に出ていくこと。新しく入ったデュークを含め背後に出ていくことで相手のディフェンスラインを押し下げられた部分があった中で、前半からボールを持つ時間はあってチャンスも作れたんですけど、取り切れなかったところが課題かなと。ただ、後半も継続しながら背後と中の相手のスペースを突いていく中でセットプレーの数も増やしていって、しっかりと用意してきたリスタートで、キックの質、飛び込むヘディング、中の準備というところを出せた。今日はリスタートだけじゃなく、まだまだ質は足りないですけど、積み上げていることが出せたゲームかなと思っています。

選手たちが一番サポーターの皆さんに勝点3を届けたいと思っているし、今日もその気持ちを持って戦ってくれた。いつも応援してくれている皆さんに勝点3を届けられて本当に良かったと思いますし、これを選手と一緒に続けていきたいと思っています。

――中断明けで勝利の欲しい試合でした。今日の勝ちがチームにどんな影響を及ぼしますか?

ものすごく大きいと思います。今まではどうしてもホームで勝点3が欲しくて前掛かりになってしまい、残り最後の5分くらいで点を取られるシーンがものすごく多かった。ホームで負けている試合はほとんどそうだと思うんですけど、そういう意味でも本当に粘り強く戦っていこうと。自分を信じて仲間を信じてやっていこうっていう中で先に1点取れたことが良かったし、やってきたことは間違っていないなと。今日のゲームは、ピンチはあったんですけど、ゲームはコントロールできたと思っていますし、さらに積み上げていこうっていうことを試合が終わってから選手にも伝えました。

――新加入したデュークのプレーについて

本当にストロングがあるなと。前で時間を作ってくれるしヘディングの強さもあるんで、試合の前のミーティングでは彼に放り込むだけにはならないようにしようっていう話をしました。それも見せておいて相手を下げながら、間を取っていく、ボックス内に侵入していく、っていうことを混ぜながらやっていくことでデュークの良さも出たと思います。拠り所になるところができたことは本当に大きい。ずっとそれが欲しいなと思ってきて、ヨンジェが入ってきたり和樹が出てくれば時間を作ってくれるんですけど、さらに時間を作れてヘディングの強さがあるところが彼の良さだと思うし、彼も短い準備期間の中で良さを出してくれたなと思うし、選手もそれを感じながらやってくれたと思います。

――デュークが加入したことで、上門君の活躍がより期待できるのではないかと思います

本当にそうだと思います。ゴール前だったり中央はやっぱり相手に潰しにこられることが多いですけど、ターゲットになる選手がいることで知樹が前向きでプレーする回数が増えた。まだ1週間ですけど、知樹も目印になる選手にどう関わっていけば自分が生きるのかを考えてやってくれた。後半はボックス付近で前向きのプレーが増えたと思うんで、これからさらにより良さが出ていくと思うし、知樹だけじゃなく周りの選手も当てて出ていくことができるようになる。厚みのある攻撃をするためにはタメのできるところが必要だし、これから知樹の良さがさらに出ていくと思います。

――リードした後、やられてもおかしくないシーンがありました。それでも守れた要因としては思うことはありますか?

最後にポストにも当たりましたし、改善していかないといけないですけど、負けている相手が前に来たとき、GKからFWの選手1人ひとりが、絶対に勝ちたい、これだけ応援してくれているサポーターに何とか勝点3を届けたい、っていう気持ちを持ってやってくれたからだと思います。今まで先に取れている試合は勝ち切れていることが多いですけど、中断期間を含めて2カ月弱くらい勝ちがなかった中で、最後は全員に勝ちたい気持ちがあったから勝点3につながったんだと思います。あとは、サポーターですね。本当に最後まで声援をもらった。選手はしんどかったと思うんですけど、それでも守り切れたのはサポーターの力が大きかったと思います。 

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