今年のJ2大展望LIVE(1/18(火)22時)【J論】

「ファジラボ」寺田弘幸

【無料】【原靖強化部長へ直撃取材】『選手の成長は? チーム編成のポイントは?』

1年前、原靖強化部長は「しっかりと基礎作りをして、若い選手を大事にして育てていく。そういう方法をとった方がいい。半端なお金をかけて毎年のように選手を獲得してくるよりも、今いる選手を大事にしていこうと思っています」と話していました。

2021年シーズンも終盤を迎え、選手の成長をどう感じているのでしょうか。そして、2022年シーズンはどんなことを重視していくチームを編成していくのでしょうか。

(取材日:11月16日)

原靖強化部長

 ――今シーズンの選手の成長という面をどう評価されていますか?

若い選手がどんどん試合に出ていって力を付けていき、われわれと共にJ1に昇格する、もしくは個人昇格する。そういう循環を作っていくことがとても大切なことで、先週にお話ししたレンタルの選手を別にしても、今季は井上君や上門君が力を付けてきたし、木村君もそう。白井君や徳元君はもう中堅だけど、彼らもチームの主軸になって活躍してくれているんで、やろうとしていることが実行できていることにすごく満足しています。

シーズン途中にデュークや石毛君たち実力者が入った中で、さらに彼らも力を伸ばしてシーズン終盤を戦えていることはすごく良いことだと思っていますし、海大君、疋田君、稚葉君もすごく良いところまできている。壁をつつくところまではきていて、突き破るところまでは至らなかったんですけど、彼らも力を付けてきています。山田君もそうですね。天皇杯も含めて試合に出る機会をつかんで力を付けてくれたと思います。

――序盤戦はケガ人が続出して苦しみましたけど、悪いことばかりではなかったですね

そうですね。夏前くらいまではケガ人も多かった中で、若い選手たちが試合に出て経験を積めたことは良かったなと思います。やっぱりシーズン終盤に経験を積ませるというのは難しいですから。ただ、田中君、ヨンジェ、齊藤君たち実力者が長期で戻ってこれないケガをしてしまうと、どうしてもチームの成績は不安定なものになってしまう。彼らがピッチに立てないというのはわれわれとしても苦しかったですけど、有馬さんの下でチームが1つになって戦ってくれて、難しい時期に経験したことも血となり肉となっていると思います。若い選手たちが経験を積みながら力を付けてくれたことで、後半戦に戻ってきたケガ人と新戦力が融合してチームの総合力がグッと高まりましたから。本当に試合に出ている選手と出ていない選手の力の差がすごく近づいてきていると思いますね。

――来季はどういうところを重視してチームを編成していくのでしょうか?

根底には、もっと若い選手がどんどん出てくるようなチームに、という目標があるんですけど、リーグで上位を戦って昇格を目指していくためにも、試合に出場して躍動できる選手を獲得していかないといけないと思っています。今季に力を付けてきた選手たちと競争してチームの力を高めてくれる選手が必要だと思っていて、すでに新卒の4選手の加入を発表していますけど、彼らも太哉君や疋田君と同じようにトップでやっていける質の高い選手たちです。アカデミーの選手をはじめ若い選手を育成していくことも大切ですけど、直接的にチームの力になれる選手を獲得していくことを重視していこうと思っています。

〈 了 〉

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ