「ファジラボ」寺田弘幸

【一部無料】木山隆之監督『われわれにとって大きな勝点3になった』(堀田大暉 チアゴ アウベス ミッチェル デューク)【2022 J2第17節 大分戦 コメント】

2022 J2第17節
5/21 18:00K.O. @シティライトスタジアム

岡山(1-0)大分

87分 チアゴ・アウベス

木山隆之監督

前節はホームで負けて連敗になって、ここは本当に踏ん張りどころだと選手たちにも言い、「ここを乗り越えていけるチームにならないと上を目指せないぞ」っていう話をした。あと今週1週間は2試合点が取れていなかったんで、しっかりとゴールを目指してプレーしていくこと。すごくシンプルですけど、そういうことを強調して選手たちとトレーニングを積んできました。

もちろん、試合としては相手の上手さ、巧みさに押し込まれる時間も当然、長かったです。だけど怯まずにプレスをかけに行くときもありましたし、外されても粘り強く戻ってまた行こうっていう意思もあった。相手の方がわれわれのコートに押し込んでいた時間は長かったですけど、全力で戦ったんじゃないかなと思います。

少しのラッキーもあったかもしれないけど、それは選手たちが努力しているがゆえに自分たちの方に流れが来たのかなと思うので、本当に今日はよく頑張ったなと思います。今日、勝つと負けるは本当に大きな差だったと思うので、われわれにとって大きな勝点3になったと思います。

次から強いチームとのアウェイ戦に2つ臨みますけど、しっかりと回復させて勝てる努力をしていきたいと思います。

――堀田選手を起用した意図は?

梅田が大きなケガを負って、チームとしてはプレッシャーを受けてもボールを持って前進していくことを掲げてやってきた中で、彼がケガをした後にキャプテンの隼樹が出て本当に頑張ってくれていた。だけど、ここ数試合は少しチームを落ち着かせるプレーだったり失点のところがあったので、流れを変える意味でも。GKを変えるのは僕にとってすごく決断がいることですけど、でも今日は使っていこうと思って使いました。トレーニングでも落ち着いたプレーを見せていたので、使っていこうと思って。今週はそういう準備をしていました。

――シュートストップの部分も本当に素晴らしかったと思います

本当に落ち着いて、何回もゴールマウスにシュートが飛んできたと思うんですけど、しっかりと止めてくれた。自分たちのミスが起こったときも察知して相手の攻撃を切ってくれた。そういう面でも本当に落ち着いてやってくれたと思っています。

――チアゴ選手の評価は?

何回かお話してきましたけど、左ウイングでスタートして良い形でシーズンに入ったけど、少し相手に読まれたり対策をされて思うようなプレーにつながらなくなって、ちょっとパフォーマンスが難しくなったかなと思う時期もありましたけど、彼もひたむきにトレーニングに取り組んでいる。その中で「お前が今日は試合を決めるんだぞ!」って言うことを伝えていた。ピッチに出るときは本当に勝負のときだろうと思っていましたけど、本当に大仕事をしてくれて良かったなと思います。もちろんいろんな想いを抱えながらやっていると思いますけど、本当に頑張ってくれていると思います。

――大分が特異な立ち位置で臨んできて難しい状況も多かったと思うんですが、意図した守備ができたでしょうか?

予想していたよりも(中盤が)縦関係でトップ下を置く形でやってきて、われわれのプレスをやりにくくしようとしてきた中で、立ち上がりに選手たちは相手に合わせるような形でボランチが縦関係になって人を捕まえに行っていた。そんなに悪くはなかったと思うけど、1人になっているボランチの脇のスペースに本当に危険がたくさんあったので、途中から梨誉に2トップが縦になって相手のヘソを抑えながら3バックにプレスをかけにいってボランチがしっかりとスライドするようにっていうことを伝えたけど、右サイドの方は比較的に粘れていたけど、左の方はちょっとハンがなかなかプレッシャーに行けなくて下がるシーンが多くて、徐々にハーフウェイラインを越えられることが増えていった。

ただ、それはもう耐えるしかないなと思って。相手はわれわれのプレスの届かない外側に降りてきて前向きを作ったりしていましたけど、もう慌てずに。それはしょうがないんで、内側からしっかりと中にプレーをさせないようにしようっていうことを言っていましたけど、相手の上手さもあって自分たちが防ごうと思ったところの間を通されてピンチにもなっていた。

上手いなって思う気持ちもあったし、でも粘り強く守備をしていた選手も良かったと思う。あわよくば、もう少し高い位置で取れる回数が増えたり、低い位置で取ったボールをしっかりと12本パスをつなげればオープンサイドにボールを持っていくことは可能だったと思うんで、そこはチームとしての課題ですけど、チャレンジは良くしていたと思います。

堀田大暉

――勝利、おめでとうございます

ありがとうございます。

――どんな気持ちで臨んだ試合だったのでしょうか?

僕自身が2年ぶりくらいの公式戦だったんですが、その2年間は何もしてこなかったわけではなくて、しっかりと自分を高めるために、試合に出て貢献するために、練習をしてきていたので、積み上げていたものを試合で発揮するだけだと思っていた。自信を持って臨めたと思います。

――自信を持って臨めたんだね。昨日の夜とかはドキドキしていた?

そうですね(笑) 早々に失点したらどうしようとか、久々なんでやらかしたらどうしようとか、そういうマイナスなことも考えたりしましたけど、積み上げてきたものに対して自信を持って、それを発揮すれば大丈夫だって自分に言い聞かせて試合まで過ごしていました。

――立ち上がりに井上が右サイドからシュートを打ってきた場面をセーブできたことが大きかった?

そうですね。でも、角度がそんなになかったので、ニアのコースだけを切って、あとは着たボールに対して反応すれば。ああいう至近距離のシュートを止めるのは得意なんで、冷静に対応できたなと思います。

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