「ファジラボ」寺田弘幸

【一部無料】木山隆之監督『最後の1秒まで3ポイントを取りに行くことは選手たちと約束していた』(宮崎幾笑 佐野航大 ミッチェル デューク 河井陽介)【2022 J2第22節 琉球戦 コメント】

2022 J2第22節
6/18 19:00K.O. @シティライトスタジアム

岡山(1-0)琉球

90分+3 宮崎幾笑

木山隆之監督

お疲れさまでした。

ご覧になった通り、本当に苦しい試合でした。人も入れ替えながら今日はチャレンジしましたけど、前半は本当にボールもつながらなかったですし、守備もあまり効果的にできなくて、非常にしんどい試合でした。試合の途中から少しまた形を変えてやりましたけど、連係を取るのもなかなか難しかった。最後の方になって少しスペースが空いてきて、自分たちがやろうとした形の中で前に攻めることはできましたけど、全体としては本当に厳しい試合でした。

今日から後半戦に入りましたけど、われわれは上位を目指していくために3ポイントを取っていかないといけない。最後の1秒まで3ポイントを取りに行くことは選手たちと約束していたんで、良く実践してくれたなと思います。粘り強く戦って取った3ポイントだと思います。

しっかりとまた練習して、またいろんなことを考えながら、次に向けてやっていきたいと思います。

――幾笑選手からゴールが生まれました。どう感じていますか?

今年の開幕はウイングでスタートして、本当に良いプレーをしていた。ただ、チャンスがけっこうあったけど、なかなか点を取れなかったりしていた中でケガをしてしまって、すぐに帰ってくるケガだと思っていたら思ったより長引いて。帰ってきたときはチームもその間に成長を続けていたので、なかなか戻るポジションがなかった。その中で少しずつ調子が上がっているのは把握していましたので、ここ何試合か使ってきましたし、取ってくれて良かったと思います。

――暑い夏を迎える前に2度目の3連勝を達成しました。勝点を積み上げられたことは大きかったですか?

選手たちとも6月は連戦がないので、しっかりトレーニングをしながら毎週の試合に勝っていくことをやろうと言っていて、これで3つ取れた。次はアウェイですけど、しっかりと戦っていきたい。7月は本当に勝負の月になると思うので、そこに向かっていきたいなと思っています。

――デューク選手と佐野選手が戻ってきてチームの雰囲気も変わってくると思います

もちろんデュークはナショナルチームのプレイヤーだし、航大はまだまだアンダーカテゴリーですけど、そうやって国際試合を経験してきた選手がわれわれのチームに帰ってきた。航大はトレーニングから成長したのが本当にうかがえるプレーだったし、だから今日のメンバーに入れました。やっぱりそういう競争が出てこないと夏場を乗り切れないと思うし、もっともっと出てきてほしいなと思っています。

――幾笑選手はチアゴ選手と交代しました。チアゴ選手も良いプレーをしていましたが、幾笑選手を選んだ理由は?

途中から少し自分たちの本来の形をあきらめて、2トップにして。その中で2トップは比較的やりやすいと思ったんだけど、あんまり効果的にできていなかった。少し効果的な動きが減っていたので、幾笑には入るときに『[442]のポジションを取りなさい』と、2トップがもう少し距離を縮められるように、デュークにも個人的に伝えて[442]のプレーをしてほしいっていうことでやりました。

チアゴはここ最近ずっと1トップ出ていたので、自分のタイミングで裏に行くプレーを常にしていた。近くに距離を保ってどっちかがスペースに流れたら、どっちかが真ん中で。どっちかが引いたら、どっちかがディープとか、そういうのがちょっとなかなか生まれなくて、ボールが前に収まらなかったので、今日はそこを変えました。

でも、おっしゃる通りに前半は何回かプレスしてボールを取ってゴールを目指してくれた。回数は少なかったですけど、チアゴのプレーはしてくれた。決して悪かったから代えたわけではないです。

――これから幾笑選手にはどんなことを期待したいですか?

やっぱり競争の中でポジションを勝ち得ていかないといけないと思う。彼が今年スタートしたときは本当にキャンプでの出来が良くて、生き生きしていた。その中でケガで彼が離れている間にチームも少しポジションの取り方が変わった部分もある中で、また彼は競争に勝っていかないといけない。そういうことを常に意識してトレーニングからやって、今日は結果を出したので、それが1番大きいと思う。そういうのを継続するためにはピッチに立ち続けないといけないので、また次も頑張ってほしいと思います。

――前半に効果的に相手コートに入っていくことができなかったのは、選手を入れ替えたからか、それとも相手のプレーが素晴らしかったからでしょうか?

どちらもあったと思います。もちろん琉球さんがボールポゼッションに優れているのは分かっています。だけど、その中で守備をしっかりとしていくことはやってきたんですけど、ちょっと思ったよりもそれができなくて。簡単にわれわれの前線のプレッシャーのラインを越えられることが多かったですし、ゲームのスタートのやり方として、相手コートにボールを入れていって守備からしっかりと入っていくことをやろうとして、5分くらいはやれていたんですけど、10分くらいから悪くはないんだけど、自分たちがボールを自陣で持つ形が多くなって、ハーフウェイラインをあまり越えられなかった。やっぱりそうなると、相手のゲームになっていく。そういうところは前半、自分たちもうまくできなかったし、相手も思った以上にポゼッションがシンプルで、サイドにスパーンと出ていくボールとかで、ちょっと僕たちは止められなかったかなと思います。

宮崎幾笑

――おめでとう! 今はどんな気持ち?

いや~ ホッとしています。それだけです。うれしいよりホッとしています。

――やっと取れたね

はい。やっと取れました。自分自身もそうですし、やっぱりこの番号をもらった中で、チームも待っていたと思う。今までそれに応えられなくて申し訳ないと思っていたので、本当にホッとした気持ちです。

――ヒーローインタビューを受けるときは感極まっていたね

正直、泣きそうでしたね、うれしすぎて。でも、それくらいの気持ちで点が欲しかったし、あの時間帯に取れて、勝てて、良かったです。チームとしても3連勝なので、ここから4連勝、5連勝とつなげていきたいです。

――柳君からの落としがくると思っていた?

やっぱり前線のプレーヤーなんで、最後は蹴り込んだプレーが多かったですけど、ヤナ君が競り合いで絶対に勝てると思っていたので。どこかしらにこぼれることを願いながら、自分の前に来たんで合わせるだけでした。

――シュートはちゃんとミートしなかったけど

入れば良しです(笑) でも、ああいうところに詰めているのが本当に大事だと思う。毎試合、毎試合そうですけど、強く願っていたので、こぼれ球がこぼれて来いと。本当にその気持ちがつながったのかなと思います。

――後半戦に向けて、個人的な抱負を

最近は途中から出ることが多いですけど、一戦必勝の中で、本当に途中から出る人もすごい大事。スタートで出ても、途中で出ても、常に結果を残せるように後半戦はやっていきたいと思います。

――今日は本当に良かったね

最高でした。本当にそれに尽きます。

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