石井紘人のFootball Referee Journal

2011J1第34節 J2第38節

開催日:123日(土) J21230 J11530

J2J1で時間帯を変えるという計らい。ファンにとっては極上の一日になるはず。

私は、埼玉スタジアムに柏がどうなるのかを取材に行ってきます。とは言え、私のなかでの、今節一のビッグマッチは・・・・

札幌×FC東京

圧倒的な戦力で2位に勝ち点差10ポイント近くをつけたFC東京相手に、昇格をかけて挑む札幌。札幌がJ1昇格最後のイスに王手をかけている状況ではあるが、3位の徳島とは現在同勝ち点であり、得失点差争いにもつれこむ可能性も(現在札幌が+2点)。つまり、一点の重みが半端ではないということ。

この難しい試合を誰に委ねるのだろうか??現地に取材に行きたかったし、余談だがDVDも制作として関わりたかった・・・。

 

岡山×徳島

悲願のJ1昇格まで、あと得失点差2点。札幌がFC東京ということを考えると、有利なのは徳島なのではないかとも思う。いずれにしろ、こちらも重要な試合。

 

浦和×

初優勝がかかる柏。いきなりのJリーグ王者という新たなパターンは起こりうるのか。また、浦和も気を抜いて大敗してしまうと、J2降格の可能性もある。この試合は、試合そのものより、スタジアムの雰囲気が難しい。浦和サポーターが目の前での優勝を許すはずがない。また、柏サポーターもそんな浦和サポーターのパワーに反発し、結果、審判に不満が飛ぶことはよくみる光景だ。つまり、彼らにいかに受け入れさせるかというのも、試合をスムーズにするポイント。ボールアウトひとつをとっても、うやむやにはできない。そういった意味ではのあるレフェリーを割り当てそうな気もするが、将来、つまり西村雄一以降を意識した人選になるかもしれない。

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