第91回全国高校サッカー選手権東京都A決勝 修徳×曉星 木川田博信審判団評:4
■主審:木川田博信
採点:4
佳境のJリーグと同日開催。ということは、経験あるレフェリーを送り込むことは難しい。ということで、茨城県の決勝同様に、普段はJ1で副審、大学サッカーなどで主審を務める37歳の木川田が割り当てを受けた。
とは言え、木川田主審は機動力もあり、決して二線級ではない。今回、Jリーグ開催と重なったこともあり、各地でJリーグ担当副審が県大会決勝を任されたわけだが、逆に興味深い結果となった。
現在、トップレフェリーインストラクターを務める副審出身の廣嶋禎数氏は、トップに近い試合での主審・副審、両方の経験は、自身の審判人生に活きたと教えてくれた。そういったシビアな場での経験で、主審・副審の心理や死角など、様々なことを学べ、そのサポートが意識できたと。トップレベルでは、主審と副審は専門性を高めるべきだと思うが、失礼な意味ではなく、高校サッカーやJFLでは、審判員として全ての能力を高める割り当ては、審判界にとって重要なのかもしれない。
それを木川田主審は、レフェリングで表現していた。
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