2013J1第9節 横浜FM×鹿島 木村博之審判団評
■主審:木村博之
採点:2
試合後、Jリーグ規律委員会が動いた。
対象となったのは、この試合の57分のシーンだ。
フットボールコンタクトが続き、相手のコンタクトに小笠原が怒り、栗原のもとに。これに、栗原が腕で打つように押してしまい、小笠原が倒れる。
Jリーグ規律委員会は、栗原が悪質な行為に及んだとの報告を基に、同行為について映像を用いて確認・検証したという。
そして、
「日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準
に照らして審議した結果、同選手はボールと関係のないところで相手選手を背後から押し、それに対して振り返った選手に対して腕で打つ行為を行っていることから、「試合中に審判員が確認できなかった極めて悪質な行為」に該当すると判断、【乱暴な行為】に相当すると判定し、1試合の出場停止処分とする」
と発表した。
この処分を栗原も受け入れ、「自分がやったことには変わりはない。【報復行為】はいけないこと」と語っている。
ただし、【乱暴な行為】ではなく、【報復行為】と言っているように、決して自分から仕掛けた訳ではないという思いはあるのだろう。それは横浜FMサポーターもそうかもしれない。試合自体はフェアで、決してこのようなことが起こる空気ではなかった。
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