2013J1第11節 浦和×鹿島 佐藤隆治審判団評
[主審]佐藤隆治
スターティングメンバー表を見て、驚いた。
20周年記念試合、さらに浦和×鹿島という、両サポーターに敵対心があり、遺恨試合ともいえる試合を佐藤に任せるとは予想できなかった。
割り当てられるのは、“顔”のある西村雄一、今シーズンのパフォーマンスから村上伸次や若手の飯田淳平あたりかなと思っていた。
反面、割り当てを聞いて、佐藤の今後を占う試合でもあると感じた。この試合で妥当なレフェリングをみせて貰い、ヤマザキナビスコ杯ファイナルなどのビッグマッチを任せたい。アジアで経験を積んでいる佐藤に、より高みを目指させる狙いなのだろうな、と。
佐藤自身にも、昨季あたりから変化が見られる。
選手と積極的にコミュニケーションをとるようになった点だ。試合前にも、岩政と談笑するなど、『表現力』への準備、意識もしている。
そんな佐藤主審がどのようなレフェリングで、この難しい試合をコントロールするのか。
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