【石井紘人コラム】ヴィクトール・カサイ主審の『基準』は日本に合うか?
「(あの判定は)酒を飲まなきゃ忘れられない。審判の裁定で選手の苦労が報われなかった。はらわたが煮えくりかえっている。これでは日本のレベルは上がらない。だから(日本代表は)セルビアにも負ける。」
天皇杯3回戦、松本山雅×サガン鳥栖戦。同点で迎えた延長、クロスに反応した豊田が、裏から押されたということでPKとなる。これが決勝点となり、反町監督率いる松本山雅は終戦を迎えることになった。
確かに微妙な判定だった。角度の良い映像ではなかったが、私もPKではない印象を受けた。反町康治監督が怒りをぶつける気持ちも分かる。
その一方で、ハイライトでしか試合を見ていない私は、こうも思った。
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