2014FIFAワールドカップ決勝 ドイツ 1-0 アルゼンチン ニコラ・リッツオーリ審判団評:5
■主審:ニコラ・リッツオーリ(セリエA)
採点:5
欧州×南米の試合を欧州のレフェリーが担当する。
欧州有利と思われそうだが、チーム・リッツオーリは今大会、アルゼンチンの試合を二試合担当している。さらに、アルゼンチンにはセリエAでプレーしたことのある選手も多く、チーム・リッツオーリの“顔”を知っていることを考えれば、当然の割り当てなのかもしれない。とは言え、FIFAもバランスを考えているのだろう。第四審判は実力のイルマトフやプロエンサではなく、南米大陸のベラを割り当てた。
主審の“顔”と、そこから来る『表現力』、さらに“経験”そして『強さ』を重視したマッシモ・ブサッカ委員長率いるFIFA審判委員会の狙いは当たる。リッツオーリ主審は完全に試合をコントロールしていた。
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