石井紘人のFootball Referee Journal

【オフサイドの解釈】第94回全国高校サッカー選手権大会準決勝 青森山田 1-2 國學院久我山 清水勇人審判団評

普段はJ3の主審を務める清水主審。今大会は大きなステップとなり、J2担当主審の荒木主審と共に準決勝を割り当てられた。

40秒の接触は、低いボールに自らヘディングでチャレンジしているため。2分のコンタクトもボールにプレーできている。3分の競り合いは、ボールにプレーできる範囲外から飛んでいるため、妥当である。6分、トリップ。9分のPA内で倒れたシーンは、2分同様にとらない。13分にはファウルの笛の後にボールを蹴ったため【遅延行為】を与える。

立ち上がりの15分で完全に基準を作った。

29分には、久我山選手のシュートが青森山田選手にあたり、オフサイドポジションにいる久我山選手の元へ。そして、ゴールネットを揺らすが、オフサイドの判定に。「DFの選手が触ったからオフサイドではない」という声もありそうだが、これは

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