【夏嶋隆の理論】誤審をどう分析し、改善するか?
Jリーグで誤審が起こる。人間はミスをするから当然だ。問題は、そのミスをどのようにフィードバックするか。
おそらく日本サッカー協会(JFA)審判部は、ミスをした映像を見せて、「どう思う?」って聞いているのではないか。その映像を見た審判員は、「○○だと思いましたけど、●●でした」って正解を答える。当然だよ。審判員たちは、映像を見ることが出来れば、正しい判定が出来る。
なんで誤審が起きたかというと、そのテレビに映っている絵と同じ絵を現場で見られなかったから。つまり、いかにテレビと同じ絵を見ることが出来るかを追求しなければいけない。映像を見せて、「どう思う?」という研修は、もっと下のカテゴリーでやるべきことじゃないか。
審判部の「走れ」という指導もアバウトだと思う。審判員は、長い距離を走れるだけでは意味がない。首を振るのがポイントだ。この首を振る時に、頭が“可能な限り”上下左右しない方が良い。テレビ画面が上下左右に揺れていたら、見辛いだろう?それと同じだよ。
審判員こそ動作が大事になる。
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