【無料記事/なぜ誤審が起きたのか?】リオ五輪アジア最終予選 ヨルダン 0-1 韓国
試合後、「ヨルダンのゴールが日本人審判団のミスジャッジで取り消された」という記事があがった。ヨルダンのサッカー協会がTwitterにて下記の画像をアップしたため、すぐにニュースになったのだ。
写真を見て一目瞭然のように、誤審だと思う。
TVやカメラの画像では、“遠近法”も考慮しなければいけないが、それを踏まえても、オフサイドとされた20番のポジションは、オンサイドの位置にいる。
では、なぜ誤審は起きてしまったのか?
このシーンであれば、バイシクルシュートの方に目がいってしまったのか、正しいラインキープが出来ていなかった。副審の位置を見れば一目瞭然である。そして、写真の副審の位置からオフサイドラインをひいてみると、20番のポジションはオフサイドになる。つまり、正しいラインキープが出来なかったための誤審で、それが出来なかったのはプライオリティを作れなかったこと。さらにいえば、動作の問題もある。結果論ではあるが、試合を左右したジャッジだっただけに、採点は0から1をつけざるを得ない。