石井紘人のFootball Referee Journal

【福田正博氏の的を射た審判批評】UEFAチャンピオンズリーグ2015第6節 バイエル・レバークーゼン 1-1 FCバルセロナ マーク・クラッテンバーグ審判団評

勝たなければ次のステージに進めない可能性が高いレバークーゼン。シビアな試合を任されたのは、“審判員と選手の言った・言っていない騒動”に巻き込まれたクラッテンバーグ主審だ。

3分のファウルは、ジェスチャーを見ると、アクシデンタル的に見えたが、影響したということでとった。8分には、アドバンテージを採用せずにホールドをとったように、姿勢を示す意味合いもあるのだろう。10分の足を引っかけたファウルはあきらかだ。19分のメッシのゴールのオンサイドの見極めもさすがである。24分のボールに手が当たったシーンも、予期出来ていないボールであり、ハンドではないのは受け入れられる。29分、足にスライディングする格好になったカンプルに警告。妥当なカード基準だが、一方で41分のチチャリートの腕はギリギリだ。

前半のレフェリングを見た実況の倉敷保雄氏は「レバークーゼンに“辛い”主審ですね」と評したが

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