石井紘人のFootball Referee Journal

【無料記事】2016J2第5節 ファジアーノ岡山 2-0 ギラヴァンツ北九州 塚田健太審判団ハイライト

今節のJ2リーグでは、サポーターからすると受け入れがたいPA内での判定がいくつかの試合で起きた。この試合も43分、ミドルサードからのロングボールを赤嶺がヘディングで落とし、反応した押谷が抜け出してシュート。これを防ごうと石神がシュートブロックに入るが、その際に両手を広げた格好になってしまい、この手にボールが当たる。石神に故意はなかったと思う。が、日本サッカー協会審判部からゼロックススーパー杯後に説明があったように、ああいったシュートブロックはハンドをとられやすい(後ほどJFA Media Conference on Refereeing 2016レポートにて記します)。さらにいえば、石神は顔に当たったと主張したが、スローで見るとあきらかだが手に当たっている。それをチーム塚田はしっかりと見極めた。この判定は、ギラヴァンツ北九州サポーターも受け入れられるのではないだろうか。

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