【妥当な全体と45+2分をLaws of the gameで振り返る】2016J1 1st第8節 鹿島アントラーズ 0-2 柏レイソル 家本政明審判団評
全体的なレフェリングは妥当だった。特に後半は82分のボールアウトくらいしか気になる所はなかった。が、一つ、大きな判定があった。それは45+2分。柏レイソルの先制ゴールが生まれる数秒前である。
1分、アフター気味のチャレンジをしっかりとる。4分にはアドバンテージ、6分の見極めも的確だ。8分には一旦試合を止めて鎌田に注意を与えるなど、コントロールも行き届いている。10分には競り合い時に、下に入った遠藤のファウル。11分にはホールドでドリブルを止めたカイオに注意。13分、クサビを受けようとした所でふくらはぎを蹴った植田にラフプレーで警告。完全に基準が出来上がった。19分には小笠原と接触してしまうが、特に影響はなかった。26分の昌子と伊東の接触の見極めも基準通りだ。そんな中で、38分のボールアウトは微妙か。
45+2分、かわされてチャンスになりそうな所をファウルで止めた小林に警告。この直後に議論できるシーンが起こる。
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