石井紘人のFootball Referee Journal

【無料記事】浦和レッズ×鹿島アントラーズ ベンジャミン・ウィリアムス審判批評  

今節のビッグマッチとなった浦和レッズ×鹿島アントラーズ戦には51,674人の観客が詰めかけた。Jリーグでも屈指の好カードを割り当てられたのはFBRJ登場ていオーストラリアベンジャミン・ウィリアムス主審。この試合でもいくつかポイントがあった。

まず鹿島アントラーズの一点目となったオフサイドの見極めは審判目線でも議論できるジャッジとなったが、その反面、二点目の発端となった駒井のファウルは妥当といえる。

また疑問の声が上がっている森脇良太への【異議】での警告だが、理由はあっても【(言葉であろうとなかろうと)審判員の判定に対して抗議する競技者は異議を示したこと警告されなければいけない】。試合をテレビ映像で振り返ってみても、森脇のアピールは行き過ぎだった。31分のカイオのエキサイトくらいで済ませないといけない。それは、UEFAチャンピオンズリーグ決勝をみてもあきらかである。

とはいえ、先述したように議論できる判定があったのは確か。審判団のジャッジが、「5:彼なしに試合はありえなかった」「4:普通に試合を終わらせた」「3:ミスにも見えるシーンがあったが、試合に影響はなかった」「2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があった」「1:ミスから試合に影響を与えてしまった」「0:試合を壊してしまった」のか、本日中にFBRJで更新したい。

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