石井紘人のFootball Referee Journal

【飯田淳平審判批評】ベガルタ仙台×横浜Fマリノス:斎藤学への大岩のスライディングは『相手競技者の安全を脅かすタックル』だったか?  

2016J1セカンドステージ第11節、ベガルタ仙台×横浜Fマリノス戦の主審を務めたのは、コイントス時に中澤佑二に話しかけられていた飯田淳平主審。大枠はおさえられた的確なレフェリングだったが、一試合の中に議論できる判定が起きてしまうのがレフェリーでもある。

2分、ホールド。8分の兵藤のチャレンジも腕をしっかりと見極め、表現力で示す。12分、背負ってクサビを受けた相手を、プレーできる範囲外からチャレンジした平岡に注意。17分にはボールではなく、中澤の足を蹴る格好になった三田に警告。27分にも基準通り、腕のファウルをとる。30分にはジャッジに対し、スタジアムからブーイングが起きたが、

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