【上田益也審判批評】浦和レッズ×川崎フロンターレ:なぜレフェリングがフィットしなかった?記者の理解不足と宮島一代副審の素晴らしい対応
「ここでぶつかるのは勿体ない。決勝、準決勝の価値ある試合だ」とペトロビッチ監督が評した今季をリードした二チームのビッグマッチの主審は上田益也(参考記事:上田益也主審とは?)。ルヴァン杯準決勝でアディッショナルアシスタントレフェリーを割り当てられるなど、日本サッカー協会審判部から経験を積ませるアポイントを受けている期待のレフェリーである。試合後記者会見では記者から「PK戦になって、最初の阿部勇樹のキックがやり直しになった。GKが前に出たからということでやり直しになったのですが、二本目は同じように出ていたけどイエローカードが出なかった。監督はああいうレフェリングについてどういう意見をお持ちですか?」という声もあったようだが、実際はどうだったのだろうか?試合全体のジャッジと共に振り返ってみたい。
6分のエウシーニョが倒れたシーンは、自らコースに入っていったため。直後の関根へのエウシーニョへのチャージは、ボールにプレーできていなかったためファウルとする。9分の興梠の腕も的確なポジションから見極める。10分、ボールアウト後に、軽くボールを蹴ったエドゥアルド・ネットに注意を与える。
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